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Tag [新作レビュー] 2009.05.04
dengerousshare.jpg湖住ふじこ/墨染蓮「DANGEROUSシェア」(1)


だけどこの中に
お父さんを殺した犯人が
いるかもしれない   



■海に近い洋館で、8年ぶりに集まった幼なじみ。クールな紫蘭、肉体派の孔雀、やさしい柾、そして元気な御形。彼らは皆、林檎の父にその才能を見出され、英才教育を受けたエリート集団だった。久しぶりの再会に喜ぶ面々だったが、15歳の林檎の頭には、ある一つの疑念が。それは、彼らの中に父親を殺した犯人がいるのではないかということ。懐かしさと疑念、そして失われた過去の記憶が渦巻いた、ドキドキの同居生活がスタート!!

 超天才たちとの、ラブありサスペンスありのドキドキ同居生活もの。15歳のヒロイン・林檎は、8年前の父親の死の真相を探るため、この同居生活に参加。集まったのは、林檎の父親から英才教育を受けた、4人+普通の林檎の幼なじみ・浩一。その4人ですが、超敏腕経営コンサルタント・勝見紫蘭(26)、超人的な身体能力を持つ秋月孔雀(24)、超秀才の篁柾(20)、天才料理人・匂坂御形(17)と、年齢とそれぞれ持つ才能は異なっています。林檎の父親の亡くなった洋館に、再び終結した彼らは、お互いに疑念を抱えつつ共同生活を送ることになります。さらに話はそれだけではありません。なんと4人揃って林檎に求婚、いやホントは浩一も求婚したかったんですが、能力不足とあえなく除外。サスペンス展開と同時に、超絶ハーレム状態のラブ展開が。


dangerousシェア
ここまでド直球でこられると、逆に清々しい。


 8年前というと、容疑者最年少の御形は9歳。そんな子に犯行が可能なのか、なんて思うのですが、天才だから良いのか…。とはいえ各々違う才能を抱えながらも、全て開花させてしまう林檎の父親って何者だよ、と。設定で、4人は天才すぎてはみ出し者になっていたというのですが、頭が良いのならまだしも、料理が上手かったり身体能力が高かったりするだけではみ出してしまうもんなのだろうか。他にも設定・展開両面で解せない点は諸々あるのですが、まぁそんなこと考えだしたらキリがないですね。また8年前の事件には、林檎はもちろん、幼なじみの浩一も関わっていたようで、徐々にその謎が明らかになっていきます。

 基本はハーレムものでしょう。サスペンスは軸にはなっているものの、おまけという感は 拭えません。恩師の娘とはいえ、15歳の子にいきなり4人から求婚って、どうしたって解せないです。とはいえ男性版のハーレムものでも得てしてこういうことが起こるわけで、そう考えると本当に夢の世界なのだなぁ、と。ハーレムものの美少女ゲーやってる男に、「これどう?」って読ませて、反応を見てみたいですね。これを評価できるヤツは本物。


【オトコ向け度:☆    】
→男性にとっては地雷じゃないかと。サスペンス要素に一縷の望みを懸けますが。
【私的お薦め度:☆    】
→男性向け女性向け関係なく、あからさまなハーレムものは苦手。それに加えサスペンスもそんなに得意ではないので、私と合わない要素がガッチリ。この☆の数ですが、評価云々ではなく好き嫌いの問題なので、悪しからず。ハーレムものが好きな女の子のための作品。そういうのが好きな人は楽しめるのでしょう。


作品DATA
■著者:湖住ふじこ/墨染蓮
■出版社:エンターブレイン
■レーベル:B's-LOGコミックス
■掲載誌:B's-LOG(2008年11月号~連載中)
■既刊1巻
■価格:620円+税

■購入する→Amazonbk1

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
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王国の子
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レビュー
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レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




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BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
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高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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