このエントリーをはてなブックマークに追加
--.--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリスポンサー広告||TOP▲
このエントリーをはてなブックマークに追加
2009.01.15
近キョリ恋愛みきもと凛「近キョリ恋愛」


だけど心は
櫻井先生に
あるから



■昨日第3巻発売です。
 ヒロイン・枢木ゆには、成績優秀で感情があまり表に出ない16歳。英語の成績だけが悪いということで、女子生徒たちから超絶な人気を誇る臨時教師・櫻井ハルカに個人指導を受けることになる。それがきっかけでふたりは両想いに。臨時採用期間が終わったら付き合う約束だったが、採用期間が延長になってしまう。まさかの展開に動揺するゆにだったが、結局ふたりは付き合うことに。生徒と教師という禁断の関係…ふたりの行く先は!?

 少女マンガの王道、教師と生徒モノのラブコメディです。ヒロインは成績優秀で運動神経抜群、人形のような容姿のクールガール。そんな彼女がひょんなことから英語教師の櫻井と付き合うことになるわけですが、彼の前ではあくまで優等生として振る舞いたい、しかし時として湧き上がる、理性を振り払うほどの本性。その部分でのせめぎ合いが、結果として彼女を奇行に走らせる。そのズレた行動が笑いに。
 
 教師と生徒で有り余るトキメキを狙ってくるのかと思いきや、どちらかというとコメディ要素が勝っている感じ。話の進行と共に、ヒロインが天才から変人へと変わっていきます。あと帯でも作中でも「ツンデレ」と謳われてますが、これは男性が言う「ツンデレ」とは明らかに別では?なんというかクールなだけというか。そしてどことなくアンニュイ。

 気になるのが、教師がその生徒にそこまで惹かれる理由。教師と生徒モノではそこがしっかり描かれるかで話のクオリティがだいぶ変わってくるのですが、この作品の場合ちょっと説得力に欠けるかなぁ。コメディだからそこは曖昧でも良いんですかね?


【オトコ向け度:☆    】
→ヒロインは別フレ人気投票第1位。作品共々人気がありますが、男性にはどうだろう?
【私的お薦め度:☆☆☆  】
→「恋愛」「コメディ」双方で決め手に欠ける感じは否めない。ただヒロインのキャラが固まった2~3巻以降なら楽しめるかも。


作品DATA
■著者:みきもと凛
■出版社:講談社
■レーベル:KCデラックス
■掲載誌:別冊フレンド(連載中)  
■既刊3巻
■定価:各419円+税

Amazonで購入

カテゴリ「別冊フレンド」コメント (3)トラックバック(0)TOP▲
コメント

近距離恋愛大好きです!!
これからも、みきもと凛さんを
応援してます(^-^)/

実は、近距離恋愛映画化してほしいです
(^-^)/
もし、無理でもそれほど近距離恋愛も
みきもと凛さんも大好きです(^-^)v

頑張ってください(^^)/
From: すずか * 2011/11/28 21:12 * URL * [Edit] *  top↑
私が少女漫画に興味を持ち出して初めて読んだ漫画が近距離恋愛でした

毎日寝る前に一巻ずつ読んでいて
いつも夜になるのが間ちどうしかったです!!

私は本当に近距離恋愛が大好きです(^-^)v

終わってしまったけど
みきもと凛さんの作品をまた
色々読みたいなと思います(*^^*)

これからも頑張ってください(^^)/

From: w c * 2011/11/29 17:52 * URL * [Edit] *  top↑
わたし
近距離全部持ってます(^o^)
From: ルナー汰 * 2012/06/02 12:53 * URL * [Edit] *  top↑

管理者にだけ表示を許可する

この記事にトラックバック
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
タグカテゴリ
月別アーカイブ
リンク
プロフィール

Author:いづき
20代男、Macユーザー。野球はヤクルト、NBAはマジックが好きです。

文章のご依頼など、大事なお話は下記メールアドレスへお願い致します。


■Twitter
@k_iduki

■Mail
k.iduki1791@gmail.com
※クリックでメール作成
RSSフィード
▽最新記事のRSSを購読

a_m.jpg
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Power Push
2012年オススメはコチラ→2012年オススメ作品集


かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。