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Tag [名作ライブラリ] 2008.12.26
タアモ「お願い、先生」タアモ「お願い、せんせい」


人と出会う確率って
隕石がトイレに落ちる確率と同じなんだって
だからあたしは
その確率を大切にしたい



■読み切りの名手タアモ先生の作品を紹介です。
読み切り三編を収録。
「相手を落とした時点でその恋は終わり」という恋愛観を持った高校生と、塾講師との恋を描いた「甘い涙は恋の味」。昭和初期(?)、名家の子息と田舎の平凡な家の娘との恋をノスタルジックな雰囲気でおくる「アルタイルの恋文」。素敵な恋をしたいと思っているものの、片田舎に住んでいるためになかなか恋ができずにいる女子高生が、ある日の下校途中に不思議な男の子に出会うことから始まる「眠りの国の少年」。タイトル(帯もスゴいが…)は何やらエロを匂わせておりますが、内容は全くもってプラトニックです。女の子たちの等身大の「ピュアな恋」を描いたお話になっています。
 
 タアモ先生の魅力といったらなんといってもそのキャラクターのかわいらしさでしょう。どことなくふわふわした感じのタッチで描かれるキャラたちは、「萌え」を喚起させるところがあるのではないでしょうか。出てくるキャラ出てくるキャラがいちいちかわいくてどうしたものかと。それを甘ーく切ないストーリーとセットで繰り出してくるので、どうにも悶えが止まりません。読み終わった後、「恋って…良いなぁ…」となんとも心地よい気持ちにさせてくれます。
 この作品ではすべて主人公は女の子ですが、他作品では男が主人公のお話もあります。それらに関しては後々レビューしていきたいと思います。

【オトコ向け度:☆☆   】
→この絵柄は男性にもうけると信じたい。が、内容は少女マンガ色が強いものになっているので基本的には女の人向けでしょうか。ただ絵柄にピンときた方は買って損はないはずです。
【私的お薦め度:☆☆☆  】
→クオリティの高さは折り紙付き。ただ他にもっと素敵な作品があるので星3つで。あとがきでも作者さんが「スランプ時の作品」と書いているし。

作品DATA
■著者:タアモ 公式サイト→「ラム
■出版社:小学館
■レーベル:ベツコミフラワーコミックス
■掲載誌:ベツコミ(2007年7月号,2008年3月号,冬の超!特大号)  
■全1巻
■定価:400円+税

■アマゾンで購入する→タアモ「お願い、せんせい」

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
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2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




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BEARBEAR
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かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
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期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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