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2009.01.18
oh!my プリンス武藤啓「Oh!myプリンス」


私のものになれなどと言ってすまなかった
ヒナ
私を好きになれ



■昨日2巻発売しました。
 ヒロイン・陽奈は母子家庭で育ったしっかり者の高校生。ある日の登校中、危うく車に轢かれそうになり、しかもその車に乗っていた男に「私のものになれ」と訳の分からないこと言われる。とまどう陽奈をよそにその男は去っていくが、なんと学校で再会。なにやら陽奈を追って留学生として転入してきたらしい。その日以来、留学生・スフィルの面倒を見ることになるのだが、なんと彼はとある国の王子で!?

 平穏無事に日々を送りたい普通の女の子・陽奈が、王子・スフィルに惚れ込まれたおかげで何かとトラブルに巻き込まれるというドタバタ・ラブコメディ。スフィルに言い寄られる陽奈だが、恋愛に関しては今ひとつ無自覚。モデルをしている幼なじみがいて、そちらも陽奈に想いを寄せているのですが、当然気づいてもらえない。
 
 男キャラは共にスペックが高いのですが、揃ってどこか抜けたところがあって親しみやすいです。王子・スフィルのほうは少々ズレていて、幼なじみ・政宗のほうはヘタレオーラがビンビン出ているという。その間を陽奈がとりもつわけだけど、そのバランスが良い。
 少女マンガではありがちな設定ではありますが、それでも飽きさせずに読ませるのは男キャラ二人がいい味出してるから?個人的にハマっただけかもしれませんけど。


【オトコ向け度:☆    】
→イケメン王子、モデルの幼なじみ、話の冒頭で王子が言うエロ同人誌(?)の台詞…。女性のためにという感じが強いです。
【私的お薦め度:☆☆☆  】
→個人的には星5つ付けたいぐらいなんですが、いざオススメ要素を探したときにこれといったものがないというか。いっそアニメ化とかしてくれれば大手を振ってオススメできるのですけど。


作品DATA
■著者:武藤啓
■出版社:秋田書店
■レーベル:プリンセスコミックス
■掲載誌:プリンセス(2007年12月号~連載中)  
■既刊2巻
■定価:各400円+税

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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