作品紹介はこちら→岩本ナオ「町でうわさの天狗の子」
岩本ナオ「町でうわさの天狗の子」(4)
いくらでも
いくらでも
涙があふれた
まるで6月の雨みたいに
■4巻発売しました。
幼なじみの瞬ちゃんが、しばらくの間修行で京都に行くことを知った秋姫。寂しいけれど、心置きなく京都に行ってもらうため、瞬ちゃんに頼らずに頑張ろうとするが、なかなかうまくいかない。そんなある日、タケルくんからさらにショックな言葉を聞かされてしまい
ちょっとネタバレ多めな気がするのでセーブしました
それでも良いって方はどうぞ

いくらでも
いくらでも
涙があふれた
まるで6月の雨みたいに
■4巻発売しました。
幼なじみの瞬ちゃんが、しばらくの間修行で京都に行くことを知った秋姫。寂しいけれど、心置きなく京都に行ってもらうため、瞬ちゃんに頼らずに頑張ろうとするが、なかなかうまくいかない。そんなある日、タケルくんからさらにショックな言葉を聞かされてしまい
ちょっとネタバレ多めな気がするのでセーブしました
それでも良いって方はどうぞ
■秋姫、タケルくん、瞬ちゃんの、微妙な3角関係に動きが。普段頼りなくて、何考えてるかわからないタケルくんですが、ちゃーんと男の子だったってことですね。瞬ちゃんと秋姫の関係からどんどん崩れるのかと思いきや、背中を押すきっかけはそこですか…。確かにこの気持ちはわからんでもないです。だって男なら、恋人に頼られたいですもの。例え自分のほうが適していて、気遣いからきた行為だとしても、そこは男を立てませんか?と。この辺の男心を理解できるのが、イイ女ってもんよ。なんて書こうかと思ったのですが、秋姫の場合は怪力という特殊能力があるわけだからなぁ…。そもそも秋姫としては、「こんな自分(天狗の娘)を理解してくれて付き合ってくれてる」って認識があるわけだから、重たいものを持つことは当たり前のことで、気遣いのベクトルは当然そっちに行きますよね。だってそういう関係性(自分が重い物持って、タケルくんが軽いもの持つ)が前提なんだと思ってるんだもの。だとしたらタケルくん、もうちょっと秋姫のこと汲んでやって。なんて言いたくなりますが、彼は彼でまだ高校生ですし、男らしくないことにコンプレックスを持っているので、この措置はやっぱりキツかったのか。でも瞬はそんな秋姫に対してとっても男らしい(?)ですし、タケルくんとしてはその辺からも違和感やストレスを感じたんでしょうかね。どちらも責めるにはかわいそう、仕方がないことなんです。
同時に今回は友情描写が良かった。金ちゃん、あんた最高だよ!いいよね、友達って。こんな素敵な友達がいる秋姫は、本当に幸せ者ですよ。彼女達がいたからこそ、その切なさが際立つ。こんな作風ですが、2重3重で感情に訴えかけてくる岩本先生はホントスゴイですね。
また今回は秋姫の料理シーンが。父親のためにカレーを作るのですが、こんな感じに。

可愛らしく切られた人参に対して、ワイルドすぎるジャガイモ。
人参を切ったのは瞬ですが、指示したのは秋姫。なんで人参はそこまで配慮(星やハート型にしたらきっとパパが喜ぶ)できたのに、ジャガイモはこんななんでしょう…。このアンバランスさが、いかにも秋姫らしい。天狗と乙女の同居をカレーで表して…なんてことはないか。で、これを見て思い出したのがこちら。

「ハチミツとクローバー」山田さん。
なんとなく似てませんか?秋姫と山田さん。いやー素敵です。でも現実では、料理のできる人のほうが良いです。ま、自分が料理できればいいんでしょうが、苦手なもので。
また今回は、花火大会というイベントが用意され、松中さん(メガネの子)と赤沢さん(美人)の恋にも多少の進展が。つーか個人的に気になるのがマドンナ赤沢さんですよ。思わずキツネの三郎坊に恋してしまった赤沢さん、何度か会うものの、なかなか認識してもらえず切ない想いを抱え続けております。そして転がり込んできた、花火大会のお話。瞬くんを誘えば、もしかしたら三郎坊もついてくるかもしれない。そんな僅かな望みに懸け、秋姫に瞬を誘ってもらう赤沢さん、可愛すぎます。そしてお祭り当日…
匂いが違うだって!?
匂いが違うって、わざわざ今日のために香水とか付けてきたってことですよ!?可愛いじゃないですか。(追記:単純にシャンプー変わってたらしいですね、ヤマカムさんで解説されてました、いやあ読み込みが足りない…反省です)それでもなかなか相手にしてもらえないのが、悲しいところなんですが、それにむくれる赤沢さんもまた可愛い。多少ツンデレの気アリ?しかしこの恋は秋姫以上に難しくなりそうですね。さてどうなることやら…。
そして松中さんもその想いをハッキリと口に出しました(秋姫にだけど)。
松中さんの想い。
この潔い感じがいかにも松中さんらしくて良いですよね。で、このあと憧れの先輩と一緒になるのですが、花火ではなく先輩の顔ばかり追いかけ続けてしまうあたり、実に微笑ましい。
5巻では文化祭というイベントが。ここで一番動きそうなのは松中さんだと思うんですが、どうなんでしょ。さすがに赤沢さんと三郎坊に動きがあるなんてことは考えにくい。しかし4巻は恋愛色の強い内容だった。読んだ後に表紙を見ると、なんだかすごく青春の匂いを感じることができます。この表紙は秀逸ですよ。5巻も楽しみです。
また今回もあとがきがすごく面白いです。ここまで感謝と後ろ向きな心で満たされたあとがきもそうない気が。最後の質問とかどうなの?
ちょっと(笑)
■購入する→Amazon
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bk1
同時に今回は友情描写が良かった。金ちゃん、あんた最高だよ!いいよね、友達って。こんな素敵な友達がいる秋姫は、本当に幸せ者ですよ。彼女達がいたからこそ、その切なさが際立つ。こんな作風ですが、2重3重で感情に訴えかけてくる岩本先生はホントスゴイですね。
また今回は秋姫の料理シーンが。父親のためにカレーを作るのですが、こんな感じに。

可愛らしく切られた人参に対して、ワイルドすぎるジャガイモ。
人参を切ったのは瞬ですが、指示したのは秋姫。なんで人参はそこまで配慮(星やハート型にしたらきっとパパが喜ぶ)できたのに、ジャガイモはこんななんでしょう…。このアンバランスさが、いかにも秋姫らしい。天狗と乙女の同居をカレーで表して…なんてことはないか。で、これを見て思い出したのがこちら。

「ハチミツとクローバー」山田さん。
なんとなく似てませんか?秋姫と山田さん。いやー素敵です。でも現実では、料理のできる人のほうが良いです。ま、自分が料理できればいいんでしょうが、苦手なもので。
また今回は、花火大会というイベントが用意され、松中さん(メガネの子)と赤沢さん(美人)の恋にも多少の進展が。つーか個人的に気になるのがマドンナ赤沢さんですよ。思わずキツネの三郎坊に恋してしまった赤沢さん、何度か会うものの、なかなか認識してもらえず切ない想いを抱え続けております。そして転がり込んできた、花火大会のお話。瞬くんを誘えば、もしかしたら三郎坊もついてくるかもしれない。そんな僅かな望みに懸け、秋姫に瞬を誘ってもらう赤沢さん、可愛すぎます。そしてお祭り当日…

匂いが違うって、わざわざ今日のために香水とか付けてきたってことですよ!?可愛いじゃないですか。(追記:単純にシャンプー変わってたらしいですね、ヤマカムさんで解説されてました、いやあ読み込みが足りない…反省です)それでもなかなか相手にしてもらえないのが、悲しいところなんですが、それにむくれる赤沢さんもまた可愛い。多少ツンデレの気アリ?しかしこの恋は秋姫以上に難しくなりそうですね。さてどうなることやら…。
そして松中さんもその想いをハッキリと口に出しました(秋姫にだけど)。

この潔い感じがいかにも松中さんらしくて良いですよね。で、このあと憧れの先輩と一緒になるのですが、花火ではなく先輩の顔ばかり追いかけ続けてしまうあたり、実に微笑ましい。
5巻では文化祭というイベントが。ここで一番動きそうなのは松中さんだと思うんですが、どうなんでしょ。さすがに赤沢さんと三郎坊に動きがあるなんてことは考えにくい。しかし4巻は恋愛色の強い内容だった。読んだ後に表紙を見ると、なんだかすごく青春の匂いを感じることができます。この表紙は秀逸ですよ。5巻も楽しみです。
また今回もあとがきがすごく面白いです。ここまで感謝と後ろ向きな心で満たされたあとがきもそうない気が。最後の質問とかどうなの?
Q.漫画のキャラにちゃん付けしてる自分がちょっとキモイです
A.私のほうが断然キモいんで大丈夫です。そのぐらいなら
A.私のほうが断然キモいんで大丈夫です。そのぐらいなら
ちょっと(笑)
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