作品紹介はこちら→*新作レビュー*ろびこ「となりの怪物くん」
ろびこ「となりの怪物くん」(2)
胸が
うずうずする
ああ
こんなに夏が楽しみなのは
初めてだ
■2巻発売でございます。
吉田春への恋心を自覚した雫。しかし自分を好きになってもらうにはどうしたらいい?勉強ばかりで他人には無頓着に生きてきた雫には、それがわからない。結局具体的に行動に移すこともなく、月日は流れていく。そして球技大会→夏休みと、絶好のイベントが訪れるが、果たして雫はどう行動する!?加えて2巻では新キャラが登場!!思わぬライバルの出現に、二人の関係に変化は!?
やっぱ面白いです。今年の新作で1番チェックしてもらいたい作品が、これ。笑いとトキメキを一挙にお届け。冷血女子×超問題児のカップリングで、ここまで面白いラブストーリーを描き上げてくるとは。ろびこ…恐ろしい子!!
1巻で、その想いを伝えるも、まさかの「NO」という答えをもらった雫。「私を好きになってもらってからまた言う」そんな台詞を言ったものの、どうしたらよいか分からない。春は今まで通り接してくるし、自分もそこまで意識することもない。友達の距離のまま、球技大会、そして夏休みを過ごす。…しっかしあさ子ちゃん大車輪の活躍ですね。彼女がいるから、テンポよく話が進む。バカだけど、カワイイから許す。てか正直この子大好きです。彼女の一挙手一投足に、何度ニヤニヤしたことか。
さて、告白はしてみたものの、今ひとつ“恋心”というものを自覚しきれていないヒロイン・雫ですが、少しずつですが変化が見られるように。春の「なんかお礼しないとだなー」という言葉に対する返答が、こちら…
デートでいい
デート“で”いい。あくまで“で”。この素直じゃないところが、雫らしくて可愛いじゃないですか。ここで「デート“が”いい」なんて言ったら、雫じゃないんですよ。きっとかなりの勇気が必要だったんじゃないかなぁ、なんて思ったり。ちょっと前の出来事と、夏休み独特の雰囲気も後押ししたのでしょうが、この発言は彼女にとって大きな一歩です。そして夏休みが明け、2学期がスタート…
おい
えええええええええ!?ゆ、揺るぎないです。ま、これは直前に、春がすでに高校の勉強の範囲を全て終えていることが判明したことからの発言なんですが、これもまた雫の可愛いところ。少しでも“隙”があれば、即座に元のラインに戻ろうとする気質。そんな彼女を恋愛モードにさせるのは、本当に大変。変わりつつあるとはいえ、この恋が成就するのはまだまだ先な気がします。
そして2巻では、新キャラが登場します。

大島さん
メガネがとっても似あう、内気な女の子。入学直前に風邪をこじらせ、1週間遅れで登校した彼女ですが、その時にはすでに教室内の人間関係が出来上がっており、結局どこにも属せないまま今に至っています。そんな彼女を、友達がいなくて苦しんでた春とあさ子が放っとくわけもなく…。当然のようにグループに引き込まれてしまいます。変人揃いのグループ内にあって、唯一のフツーの人。いや、常識人ってことではササヤンもいるわけですが、彼は変人達にペースを合わせる度量の大きさを持っているので、そういう意味ではフツーではありません。フツーゆえに、このグループ内では浮きます。「そこはそうじゃないでしょ!?」「えっ!!何で!?」そんな変人達の暴走に対する心の中での突っ込みに、きっとあなたも共感することでしょう。ちなみに2巻で最もインパクトを残したキャラは、間違いなく彼女。ものすごい発言をしているのですが、それは2巻を読んでのお楽しみということで…。
しっかしこの作品、女キャラがみんな魅力的です。ここまでそれぞれのキャラが生き生きしている作品は、なかなかないんじゃないでしょうか。ヒロイン・雫はもちろんですが、暴走美女・夏目あさ子が実に生き生きしています。そして大島さんですよ。メガネの地味美女とは、実にツボを押さえてらっしゃる。内気な性格ということで、赤面するシーンが実に多いのもグッド。このマンガでのリアクション王は、彼女かもしれない。そんな彼女が恋する相手は、なんと春。球技大会のとき、上級生に絡まれ困っていた所を、春に助けてもらったという経緯があります。
そんな大島さんに、雫は…

思わぬライバル登場に、雫はどう動くのか、3巻も目が離せません。
■購入する→Amazon
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bk1

胸が
うずうずする
ああ
こんなに夏が楽しみなのは
初めてだ
■2巻発売でございます。
吉田春への恋心を自覚した雫。しかし自分を好きになってもらうにはどうしたらいい?勉強ばかりで他人には無頓着に生きてきた雫には、それがわからない。結局具体的に行動に移すこともなく、月日は流れていく。そして球技大会→夏休みと、絶好のイベントが訪れるが、果たして雫はどう行動する!?加えて2巻では新キャラが登場!!思わぬライバルの出現に、二人の関係に変化は!?
やっぱ面白いです。今年の新作で1番チェックしてもらいたい作品が、これ。笑いとトキメキを一挙にお届け。冷血女子×超問題児のカップリングで、ここまで面白いラブストーリーを描き上げてくるとは。ろびこ…恐ろしい子!!
1巻で、その想いを伝えるも、まさかの「NO」という答えをもらった雫。「私を好きになってもらってからまた言う」そんな台詞を言ったものの、どうしたらよいか分からない。春は今まで通り接してくるし、自分もそこまで意識することもない。友達の距離のまま、球技大会、そして夏休みを過ごす。…しっかしあさ子ちゃん大車輪の活躍ですね。彼女がいるから、テンポよく話が進む。バカだけど、カワイイから許す。てか正直この子大好きです。彼女の一挙手一投足に、何度ニヤニヤしたことか。
さて、告白はしてみたものの、今ひとつ“恋心”というものを自覚しきれていないヒロイン・雫ですが、少しずつですが変化が見られるように。春の「なんかお礼しないとだなー」という言葉に対する返答が、こちら…

デート“で”いい。あくまで“で”。この素直じゃないところが、雫らしくて可愛いじゃないですか。ここで「デート“が”いい」なんて言ったら、雫じゃないんですよ。きっとかなりの勇気が必要だったんじゃないかなぁ、なんて思ったり。ちょっと前の出来事と、夏休み独特の雰囲気も後押ししたのでしょうが、この発言は彼女にとって大きな一歩です。そして夏休みが明け、2学期がスタート…

えええええええええ!?ゆ、揺るぎないです。ま、これは直前に、春がすでに高校の勉強の範囲を全て終えていることが判明したことからの発言なんですが、これもまた雫の可愛いところ。少しでも“隙”があれば、即座に元のラインに戻ろうとする気質。そんな彼女を恋愛モードにさせるのは、本当に大変。変わりつつあるとはいえ、この恋が成就するのはまだまだ先な気がします。
そして2巻では、新キャラが登場します。

大島さん
メガネがとっても似あう、内気な女の子。入学直前に風邪をこじらせ、1週間遅れで登校した彼女ですが、その時にはすでに教室内の人間関係が出来上がっており、結局どこにも属せないまま今に至っています。そんな彼女を、友達がいなくて苦しんでた春とあさ子が放っとくわけもなく…。当然のようにグループに引き込まれてしまいます。変人揃いのグループ内にあって、唯一のフツーの人。いや、常識人ってことではササヤンもいるわけですが、彼は変人達にペースを合わせる度量の大きさを持っているので、そういう意味ではフツーではありません。フツーゆえに、このグループ内では浮きます。「そこはそうじゃないでしょ!?」「えっ!!何で!?」そんな変人達の暴走に対する心の中での突っ込みに、きっとあなたも共感することでしょう。ちなみに2巻で最もインパクトを残したキャラは、間違いなく彼女。ものすごい発言をしているのですが、それは2巻を読んでのお楽しみということで…。
しっかしこの作品、女キャラがみんな魅力的です。ここまでそれぞれのキャラが生き生きしている作品は、なかなかないんじゃないでしょうか。ヒロイン・雫はもちろんですが、暴走美女・夏目あさ子が実に生き生きしています。そして大島さんですよ。メガネの地味美女とは、実にツボを押さえてらっしゃる。内気な性格ということで、赤面するシーンが実に多いのもグッド。このマンガでのリアクション王は、彼女かもしれない。そんな彼女が恋する相手は、なんと春。球技大会のとき、上級生に絡まれ困っていた所を、春に助けてもらったという経緯があります。
そんな大島さんに、雫は…

思わぬライバル登場に、雫はどう動くのか、3巻も目が離せません。
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