
チューッす!!
火曜日は英語で「チューズデイ」!!
つまりわれわれの日だったのだ
■チーズが大好物で、どこにでもいっちゃう行動派、猫が苦手で、定休日は火曜日!そんなネズミ…もとい「チューズ」たちの、ドキドキとワクワクがいっぱいの毎日。人間たちの常識も、ネズミ視点だと実に不思議に溢れてる。今日もまた、チューズ達が何かヘンなものを見つけたようです…!!
ネズミ4コマ…と、かなりざっくりした説明をしてみました。いや、でもね、それ以上でもそれ以下でもないんですよ。好奇心旺盛なネズミ達が、人間界のモノを使って遊んだり、流行を風刺したり…。4コマなので、基本的には笑いを狙った構成になっているのですが、受ける印象は、児童書の「ねずみのアナトール」だったりします。曲がった見方をしないで、純粋にネズミ視点で考えてみましたって感じ。

ネズミ視点ではありますが、ネズミ達独自のルールや設定などがあるわけではなく、ネタもあるあるネタっぽいです。何か工夫して、シュールさを追求するとか、アヴァンギャルドさを出してるって感じは全く受けません。本当になんの変化球も見られないので、逆に何か巧妙な仕掛けがされているんじゃないかと、未だに不安。個人的には「これはどうなの?」って感想ですが、もし4コマに詳しい人に「これは素晴らしい」とか言われたら、納得してしまう気もします。
笑いを求めて読むって姿勢は良くないのかも。ネズミの世界を覗けるという、妙なワクワク感というか、そうした心持ちがあることで、この作品が楽しめるようになるんじゃないなぁ。子供に見せたい感じですが、ポンキッキで爆笑問題がネズミ格好してのコントやってたのを見ると、こういう雰囲気の作品はニーズがないようにも思えてしまいます。
【男性へのガイド】
→男女関係なく読めます。ま、芳文社4コマなので、「女性向け」という括りにするのがそもそもおかしいんですけどね、ま、趣味ということで。
【私的お薦め度:☆☆ 】
→印象は良いが…。未だに計りかねている感があります。うーん、比較対象にするのはおかしいけど、私は爆笑問題のコント見てたほうがいいや。
作品DATA
■著者:OYSTER
■出版社:芳文社
■レーベル:MANGA TIME COMICS
■掲載誌:まんがタイムオリジナル(2007年5月号~2009年4月号)
■全1巻
■価格:619円+税
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