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Tag [オススメ] 2009.01.21
NGライフ草凪みずほ「NGライフ」


こんな人生
何かの間違いだ



■7巻発売しました。
 主人公・冴木敬大は前世の記憶を持つ高校生。その記憶によると、幼なじみのクラスメイト・芹沢美依は前世では男で敬大の大親友、父は前世でライバルで、そして母親は妹で…もう大混乱だ。そんな彼には現世での再会を強く待ちわびる相手がいた。前世で死に別れた最愛の妻・セレナ。そしてついに、セレナの生まれ変わりが現れる。「運命の再会!!」と喜んだのもつかの間、敬大は衝撃の事実を知る。セレナの生まれ変わりはなんと男だった!!

 前世の記憶を持つ男の子が、前世と現世の狭間で揺れる、ラブコメディ。前世での運命の相手・セレナが、現世では年下の中学生・裕真となって目の前に。時折見えるセレナ面影に、思わず危ない方向に走りそうになりますが、理性によってなんとか踏みとどまる敬大。一方裕真のほうは、敬大の幼なじみの芹沢さんに恋をしてしまう。そして芹沢さんは敬大が好きで…と、そこには奇妙な三角関係が。
 
 裕真は芹沢さんに気持ちに気づき、多少に気遣いを見せるのですが、敬大のほうは前世の記憶から、全く芹沢さんを相手にせず。それでも健気に、そう、あくまで健気に頑張る芹沢さんがホントにかわいい。また敬大も、それなりのイケメンでありながら、前世の記憶のせいで完全に3枚目キャラになっているあたり、良いですねぇ。
 キャラが生き生き、設定も持て余すことなくしっかり活用。面白いです。


【オトコ向け度:☆☆☆☆☆】
→このブログの趣旨にがっちり合う作品じゃないでしょうか。
【私的お薦め度:☆☆☆☆☆】
→強くオススメします。ただ世間的に今ひとつパッとしないのはなんでだろう。もっと評価されても良いと思うんですけど。


作品DATA
■著者:草凪みずほ
■出版社:白泉社
■レーベル:花とゆめCOMICS
■掲載誌:花とゆめ(平成18年8月号~連載中)
■既刊7巻

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2012年オススメはコチラ→2012年オススメ作品集


かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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