
No.1清純派少女雑誌『りぼん』で
「おそろしい」とかいわれちゃうマンガかいてる自分に
乾杯!!
■8巻発売しました。
そのルックスの良さを自覚し、自分本位の恋愛道を貫くめぐみ。美しい顔・肢体とは裏腹に、腕力で浮気癖のあるカレを制圧するえみか。目下の興味は内臓にアリという不思議少女沙夜。そして、恋愛に溺れ、占いに溺れるかおり。…キュートな女性陣、揃えました。
ファンシーなものが大好きな嵐士と、可愛らしいルックスをもちながら何かと損な人生を歩んできた泉水の、羽柴兄弟。彼女はいるが、ガールハントの手は緩めない京介。イケメンだったはずなのに、気がつけば変態になっていた政宗先輩。そして顔面手品の人気教師・多摩薫。…ファンキーな男性陣、揃えました。常識破りのキャラ達が織り成す、ハイスピードギャグ4コマに、あなたも溺れるがよい!!
連載開始は平成6年、今なお現役で、現在のりぼんでは最古参となっています。これりぼん誌上でリアルタイムで読んでたなぁ。4コマとはいえ、これだけ長い間続けるのはスゴいことですよ。何世代も読者が入れ替わっている中で、常に受け入れられてるわけですから。さて、どんなお話かというと、個性的なキャラ達の、ハイテンションな学園生活を描いたギャグ4コマです。ストーリーは、あってないようなもの。最近はギャグだけじゃなく、ストーリー性が強めになってきましたが、やっぱり基本はキャラを生かしたギャグ4コマなんですよね。

昔は憂木沙夜が好きでした。いや、今も好きですけど。ただまっさらな状態で今読んだとしたら、きっと香織を気に入るはず。
そんならキャラ説明しろよって話なんですが、のっけから登場人物出まくりで、逐一説明していたらメチャクチャ長くなってしまいます。それに多分Wiki見たほうが早いし詳しいよ。というか、実際に読んだほうが早いよ、うん(←レビュアーとしては最低)
さて連載開始時、津山先生は中学3年生。デビュー作が今まで続いているわけなんですが、その成長を追えるのも、この作品の良い所です。特に1巻は、実に4年間の掲載分が収録されているため、その様子がハッキリと見てとることが出来ます。というか久々に読み返してみたけど、1巻の序盤スゴいことになってますね。キャラの見分けがつかない…。それとコアすぎる話題ですが、序盤に頻繁に登場していた大介くんってどこ行ったんでしょうか?気がついたらいなくなってましたが、結構好きなキャラだったんですよね。強烈キャラ揃いの中で、唯一普通っぽい感じだったので。…あ、だから消えたのか。。。
【男性へのガイド】
→男性向けの感は低めじゃないでしょうか。
【私的お薦め度:☆☆☆☆ 】
→長期連載のギャグ4コマ少女漫画を読めるという幸せ。現在は年1冊ペースでの刊行でなので買い手には優しいですし、400円でこれだけ楽しめるなら、どう考えてもお買い得。
作品DATA
■著者:津山ちなみ
■出版社:集英社
■レーベル:りぼんマスコットコミックス
■掲載誌:りぼん(平成6年12月号~連載中)
■既刊8巻
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