■オトメンがドラマ化ということで、8巻の続刊レビューをしようかと思っていたのですが、ただあらすじを垂れ流しにするだけになりそうだったので、回避。今回は雑記という形で、内容とはあまり関係のないお話をしようと思います。
作品紹介のときのキャプ画でも使ったのですが、主人公・飛鳥政宗が少女マンガ「らぶちっく」を購入する際、決死の覚悟でレジに向かうシーンが。あるある。これ、少女マンガを買う男ならば、誰しもが通る道。別に悪いことをしているわけではないのに、ものすごく恥ずかしいんですよね。中には「エロ本買うより恥ずかしーわ!」なんていう男性もいたりします。

全く関係のない本を一緒に買う。そして挟み込む。さらに裏返しにする。この辺は基本スキル。
私は月に何十冊も少女マンガ・女性向けマンガを購入しているのですが、そのほとんどは本屋さんで直接購入しています。少女マンガを買うということが、ある意味では日常の風景。でも、そんな私でも、少女マンガを買うのはやっぱり恥ずかったりします。「もうそんなの慣れたよ。マヒしちゃったよ。」なんて人もいると思いますが(私も少なからずマヒしている)、それでも多少の恥じらいみたいなものは残っているんじゃないかな、と思います。これはもう、正当性とかの次元じゃなく、個々人の感覚的な問題なわけで。やや自意識過剰な所がある人にとっては、少女マンガ購入までの道のり(少女マンガ棚の前に行く→少女マンガを物色→少女マンガを抱えてレジまで移動→少女マンガを抱えてレジに並ぶ→レジ打ち)が、ヒドく長く険しく感じられるのです。
■特に壁が高いもの
というわけで、個人的に買いにくい作品・シチュエーションを挙げてみたのですが、少女マンガ読みの皆さんはどういう感覚で購入なさっておられるのでしょうか?これらの解決策としては、Amazonをはじめとしたネット通販を利用するという手段が、一番手っ取り早いかと思われます。実際私は、上で挙げた①②に関しては、さすがにネット通販を利用してます。しかし中には「ネット通販はちょっと…」という方もきっといるはず(私もネット通販がそんなに好きじゃない)。そうした場合、どんな解決策があるかと言われると…正直思いつかないですね。もう本屋組は、腹を括って慣れていくしかないのではないでしょうか。書店員さん的には、「男が少女マンガを買うのはさほど珍しいことでもないし、気にならない」ということらしいのですが、そうはいってもなかなか…。
ちなみに私は、「どうしてもレジに行きづらい…」というとき、“歳の離れた妹が入院中で、お見舞いのためにマンガを買っていく”というシチュエーションを脳内でイメージして、なんとか購入まで持っていきます(笑)その時の私はきっと、病弱な妹を思い遣る心優しい兄の表情をしているハズ…って我ながら恥ずかしすぎますね(^^;)妹はいますが、歳も離れてないし、体は至って健康です。架空の妹に、どれだけマンガを買ってあげたものやら…。

言う必要はないのですよ。心の中で思ってれば、それだけで。
このやりかたが参考になるかはわかりませんが、嘘と言えど外部に理由を作ることができれば、多少は買いやすくなるんじゃないかなと思います。これでオトメンがヒットすれば、さらに男性にとって買いやすい雰囲気が作られるのではないかな…と期待しつつ、今回は締めます。ではでは・・・
作品紹介のときのキャプ画でも使ったのですが、主人公・飛鳥政宗が少女マンガ「らぶちっく」を購入する際、決死の覚悟でレジに向かうシーンが。あるある。これ、少女マンガを買う男ならば、誰しもが通る道。別に悪いことをしているわけではないのに、ものすごく恥ずかしいんですよね。中には「エロ本買うより恥ずかしーわ!」なんていう男性もいたりします。

全く関係のない本を一緒に買う。そして挟み込む。さらに裏返しにする。この辺は基本スキル。
私は月に何十冊も少女マンガ・女性向けマンガを購入しているのですが、そのほとんどは本屋さんで直接購入しています。少女マンガを買うということが、ある意味では日常の風景。でも、そんな私でも、少女マンガを買うのはやっぱり恥ずかったりします。「もうそんなの慣れたよ。マヒしちゃったよ。」なんて人もいると思いますが(私も少なからずマヒしている)、それでも多少の恥じらいみたいなものは残っているんじゃないかな、と思います。これはもう、正当性とかの次元じゃなく、個々人の感覚的な問題なわけで。やや自意識過剰な所がある人にとっては、少女マンガ購入までの道のり(少女マンガ棚の前に行く→少女マンガを物色→少女マンガを抱えてレジまで移動→少女マンガを抱えてレジに並ぶ→レジ打ち)が、ヒドく長く険しく感じられるのです。
■特に壁が高いもの
少女マンガと一口に言っても、その種類はかなり幅広いです。中には買いやすいものもあれば、逆に買いにくい作品もあったり。以下に挙げるのは、私が個人的に「買いにくいな…」と思っているもの達。皆さんの感覚とは若干ずれているかもしれませんが、なんとなくわかっていただけるんじゃないでしょうか。
①なかよし、ちゃお、りぼんなど、低年齢向けレーベルの作品
…「大の男が低年齢向けの作品を読んでいる」というだけでも若干危うい感じなのですが、それに追い討ちをかけるように、これらのレーベルのコミックスは軒並みピンクピンクしています。林家ペーやドラゴンズの井上的にピンクを愛しているのであれば問題無いかもしれませんが、普通の男にとってはピンクの装丁のというのはなかなか手が出しにくいもの。全体的なデザインもポップでキュートなものが多く、男性にとっては最難関のひとつと言って良いかと思います。
②小学館フラワーコミックス(特に少コミ)
…これは私のように大量にコミックスを買う人間ならではの悩みだと思うのですが、小学館は毎月のコミックスの刊行量がハンパないです。新刊10冊なんてコトもざらで、大量の少女マンガを抱えてレジに並ぶと、嫌でも人目を集めてしまいます。シュリンク取るのを待ってる時間も長い長い。また少コミの作品はビンクや紫・赤など、非常にカラフルで目立つ色を使用した表紙が多く、さらに目を引く要因になります。
③店員が若い女性(好みだと、さらに倍)
…コレが私にとっては一番キツい。達観した方ならば「むしろイイだろ!」なんて言うのかもしれないですが、自意識過剰な自分からすると、いやいや無理無理、と。特に好みの女性がレジで待ってたりしたら、もう絶望的な気分ですよ(笑)わざわざ男がレジ打ちしているラインに並んでいるのに、「お次でお待ちの方どうぞ~」なんて気を利かせて声をかけてきたりして…そこはさらに気を利かせてください(>_<)
①なかよし、ちゃお、りぼんなど、低年齢向けレーベルの作品
…「大の男が低年齢向けの作品を読んでいる」というだけでも若干危うい感じなのですが、それに追い討ちをかけるように、これらのレーベルのコミックスは軒並みピンクピンクしています。林家ペーやドラゴンズの井上的にピンクを愛しているのであれば問題無いかもしれませんが、普通の男にとってはピンクの装丁のというのはなかなか手が出しにくいもの。全体的なデザインもポップでキュートなものが多く、男性にとっては最難関のひとつと言って良いかと思います。
②小学館フラワーコミックス(特に少コミ)
…これは私のように大量にコミックスを買う人間ならではの悩みだと思うのですが、小学館は毎月のコミックスの刊行量がハンパないです。新刊10冊なんてコトもざらで、大量の少女マンガを抱えてレジに並ぶと、嫌でも人目を集めてしまいます。シュリンク取るのを待ってる時間も長い長い。また少コミの作品はビンクや紫・赤など、非常にカラフルで目立つ色を使用した表紙が多く、さらに目を引く要因になります。
③店員が若い女性(好みだと、さらに倍)
…コレが私にとっては一番キツい。達観した方ならば「むしろイイだろ!」なんて言うのかもしれないですが、自意識過剰な自分からすると、いやいや無理無理、と。特に好みの女性がレジで待ってたりしたら、もう絶望的な気分ですよ(笑)わざわざ男がレジ打ちしているラインに並んでいるのに、「お次でお待ちの方どうぞ~」なんて気を利かせて声をかけてきたりして…そこはさらに気を利かせてください(>_<)
というわけで、個人的に買いにくい作品・シチュエーションを挙げてみたのですが、少女マンガ読みの皆さんはどういう感覚で購入なさっておられるのでしょうか?これらの解決策としては、Amazonをはじめとしたネット通販を利用するという手段が、一番手っ取り早いかと思われます。実際私は、上で挙げた①②に関しては、さすがにネット通販を利用してます。しかし中には「ネット通販はちょっと…」という方もきっといるはず(私もネット通販がそんなに好きじゃない)。そうした場合、どんな解決策があるかと言われると…正直思いつかないですね。もう本屋組は、腹を括って慣れていくしかないのではないでしょうか。書店員さん的には、「男が少女マンガを買うのはさほど珍しいことでもないし、気にならない」ということらしいのですが、そうはいってもなかなか…。
ちなみに私は、「どうしてもレジに行きづらい…」というとき、“歳の離れた妹が入院中で、お見舞いのためにマンガを買っていく”というシチュエーションを脳内でイメージして、なんとか購入まで持っていきます(笑)その時の私はきっと、病弱な妹を思い遣る心優しい兄の表情をしているハズ…って我ながら恥ずかしすぎますね(^^;)妹はいますが、歳も離れてないし、体は至って健康です。架空の妹に、どれだけマンガを買ってあげたものやら…。

言う必要はないのですよ。心の中で思ってれば、それだけで。
このやりかたが参考になるかはわかりませんが、嘘と言えど外部に理由を作ることができれば、多少は買いやすくなるんじゃないかなと思います。これでオトメンがヒットすれば、さらに男性にとって買いやすい雰囲気が作られるのではないかな…と期待しつつ、今回は締めます。ではでは・・・