作品紹介はこちら→宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」
宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」(6)
ちゃんとわたしが逃げられるように?
私が痛くないように?
コウキはわたしの腕をつかんだ時も
抱きしめた時も
ふわっとやさしくて
余計逃げられない
■6巻発売。3角関係に決着。
コウキの中学校時代の元カノ・紅璃先輩に目の敵にされるりん。自分のことを好きと言いつつも、煮え切らない態度を取るコウキと、執拗にちょっかいをだしてくる先輩に、りんは辟易。因縁の中学生編を交え、ついにこの3角関係に決着が!そしてそして、ダイキチと二谷さんの間にも、ひとまず決着が!?
前巻のレビューの際、過去を回想するという形で、一つ一つ決着をつけていくのだろうという予想を立てたのですが、やっぱりその通りになりましたね。今回はコウキとりんの恋愛模様について、中学生時代の回想を交えつつ、決着をつけていきました。今回のミソは、ヤンキー気味の紅璃先輩をどう納得させるかというところだったのですが、いやーなかなか強烈な先輩でしたね。脅してコウキの彼女になり、別々になった後もマーキングは忘れないというね。中学生という若さと、コウキが好きだという気持ちがそうさせてしまったのでしょうが、若干怖かったです。そしてそんな先輩に毅然とした態度で臨むりんが、実に頼もしかった。最後は円満(?)解決となったわけですが、ちゃんと先輩へのフォローを忘れず、思いの外サッパリとした終わり方をさせる辺りは、さすが宇仁田ゆみという感じ。
さて、人一倍大人びた雰囲気を漂わせるりんですが、さすがにこの一件には参ったようで、こんなシーンが…

こんな姿を出せるのも、ダイキチの前でだけ。友達たちと一緒だと、雰囲気も手伝ってかとっても背が高く見えるりんですが、ダイキチと並ぶとこれだけ身長差があるんですね。こんな娘が欲しいぃぃっ!というか、久々に子供バージョンのりんちゃんを見た気がする。高校生編に移ってから、こういうシーンがあまりなかったので、なんだかとっても新鮮。
さてさて、6巻を読んでいて思ったのが、コウキとダイキチが似過ぎだろという点。もともと似た所のある二人でしたが、恋愛に関しても一緒だとは。親の背を見て…なんて言いますが、親でなくとも一緒にいる時間は長いと似てくるものなのかな。なんとなくこの二人の関係の強さを再認識してしまいました。

ふられてもかわされても、それでもりんのことを想い続けるコウキ。しっかりとその想いを伝える…というか、伝えずにいられない性格なのでしょう。不器用すぎるというか、我慢弱いというか。

こちらも諦めないダイキチ。その想いはしっかりと伝える。というか、伝えずにいr(ry…
ただダイキチの方が圧倒的に男らしいですよね。たぶんそれは、守るべき存在があることと、自分が何をすべきかわかっているから。いつのまにやら素敵なオッサンになっているあたり、私も親になればこんな風になれるのかしら…。なんか無理そうだな、ははは……はぁ。
7巻以降はどんな話が軸になっていくのでしょうか。遠からずりんの母親との話は出てきそうですが、その前にいくつか挟むのかな?二人の恋愛模様に関しても、3角関係に決着がついたってだけですから、まだまだ展開できそうですし。
■購入する→Amazon
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ちゃんとわたしが逃げられるように?
私が痛くないように?
コウキはわたしの腕をつかんだ時も
抱きしめた時も
ふわっとやさしくて
余計逃げられない
■6巻発売。3角関係に決着。
コウキの中学校時代の元カノ・紅璃先輩に目の敵にされるりん。自分のことを好きと言いつつも、煮え切らない態度を取るコウキと、執拗にちょっかいをだしてくる先輩に、りんは辟易。因縁の中学生編を交え、ついにこの3角関係に決着が!そしてそして、ダイキチと二谷さんの間にも、ひとまず決着が!?
前巻のレビューの際、過去を回想するという形で、一つ一つ決着をつけていくのだろうという予想を立てたのですが、やっぱりその通りになりましたね。今回はコウキとりんの恋愛模様について、中学生時代の回想を交えつつ、決着をつけていきました。今回のミソは、ヤンキー気味の紅璃先輩をどう納得させるかというところだったのですが、いやーなかなか強烈な先輩でしたね。脅してコウキの彼女になり、別々になった後もマーキングは忘れないというね。中学生という若さと、コウキが好きだという気持ちがそうさせてしまったのでしょうが、若干怖かったです。そしてそんな先輩に毅然とした態度で臨むりんが、実に頼もしかった。最後は円満(?)解決となったわけですが、ちゃんと先輩へのフォローを忘れず、思いの外サッパリとした終わり方をさせる辺りは、さすが宇仁田ゆみという感じ。
さて、人一倍大人びた雰囲気を漂わせるりんですが、さすがにこの一件には参ったようで、こんなシーンが…

こんな姿を出せるのも、ダイキチの前でだけ。友達たちと一緒だと、雰囲気も手伝ってかとっても背が高く見えるりんですが、ダイキチと並ぶとこれだけ身長差があるんですね。こんな娘が欲しいぃぃっ!というか、久々に子供バージョンのりんちゃんを見た気がする。高校生編に移ってから、こういうシーンがあまりなかったので、なんだかとっても新鮮。
さてさて、6巻を読んでいて思ったのが、コウキとダイキチが似過ぎだろという点。もともと似た所のある二人でしたが、恋愛に関しても一緒だとは。親の背を見て…なんて言いますが、親でなくとも一緒にいる時間は長いと似てくるものなのかな。なんとなくこの二人の関係の強さを再認識してしまいました。

ふられてもかわされても、それでもりんのことを想い続けるコウキ。しっかりとその想いを伝える…というか、伝えずにいられない性格なのでしょう。不器用すぎるというか、我慢弱いというか。

こちらも諦めないダイキチ。その想いはしっかりと伝える。というか、伝えずにいr(ry…
ただダイキチの方が圧倒的に男らしいですよね。たぶんそれは、守るべき存在があることと、自分が何をすべきかわかっているから。いつのまにやら素敵なオッサンになっているあたり、私も親になればこんな風になれるのかしら…。なんか無理そうだな、ははは……はぁ。
7巻以降はどんな話が軸になっていくのでしょうか。遠からずりんの母親との話は出てきそうですが、その前にいくつか挟むのかな?二人の恋愛模様に関しても、3角関係に決着がついたってだけですから、まだまだ展開できそうですし。
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