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Tag [オススメ] 2009.09.03
■今月は比較的良作揃いだったんじゃないかな、と思います。とはいえ来月が凄まじいことになってるので…。今回は8作をお届け。来月は新旧入り乱れてになるかも。

順位付けしてありますが、一応の目安ということで。またリンクをクリックすると、レビューに飛びます。
 
 
1.ジョージ朝倉「溺れるナイフ」
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…ナイフのように尖った自我を映し出す、少年少女の恋物語。


2.福山リョウコ「モノクロ少年少女」
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…編入したその先は、獣の国の王子・姫たちが生活する学園で…!?福山リョウコ先生渾身の新作。


3.藤村真理「少女少年学級団」
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…恋の入り口に立ったばかりの小学生たちの、明るく賑やかな日常物語。


4.橘紫夕「となりのなにげさん」
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…困った人がいると、どこからか颯爽と現れ、手際良く問題解決!!不思議かわいいなにげさんに、あなたもきっと夢中になる!


5.潮見知佳「KEY JACK」
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…自分自身が鍵になる能力を持った男・御厨秋と、個性派の仲間たちによる痛快ヒロイックサスペンス。


6.宇野紗菜「秘密のエトワール」
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…男っぽいことがコンプレックスだった少女が呼び寄せられた先は、なんと男装喫茶で…!?


7.前川涼「アニマル横町」
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…幼稚園児と動物たちが繰り広げる、ほのぼのでブラックでシュールな毎日!!


8.ミユキ蜜蜂「姫君と三匹の獣」
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…城に閉じ込められたままだった姫が、3人組の盗賊と出逢い、一緒に旅に出かける、ロマンスファンタジー。

 以上8作品です。特に注目していただきたいのが、上位2作品。名手ジョージ朝倉による、自意識むき出しの少年少女たちのロマンスをお楽しみください。
 
 また2位は、福山リョウコ先生の新作。今月の白泉社は充実のラインナップでしたが、その中でも群を抜いて素敵だったのがこちらの作品。テンポの良さに、キャラの個性が相まって非常に小気味良い物語を展開しています。
 
 3位は小学生達の日常を描いた「少女少年学級団」を、そして4位は不思議な魅力を醸し出すワンアイデア4コマを。また5位には痛快ヒロイックサスペンス「KEY JACK」を。どれもそれぞれ違った魅力のある作品ですので、自分に合った作品を選んでいただければ幸いです。
 
 また6位には秋田書店から1作。どことなく「桜蘭高校ホスト部」っぽい雰囲気を漂わせるも、テーマが明快である上に、レーベルならではの濃密さが加わり、何とも言えない後読感を味あわせてくれます。

 7位は言わずもがなの定番コメディ。そして8位には白泉社の新人さんの作品をチョイス。作者さん共々要チェックです!
 
 
▶オススメ続刊
今後に向けての期待感をさらに抱かせてくれた
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小玉ユキ「坂道のアポロン」4巻


まさかの幼女投入で、幅を見せてくれた
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葉月かなえ「好きっていいなよ。」3巻


珍しくバレー1本で、非常に爽やかな青春スポ魂物語を見せてくれた
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高梨みつば「紅色HERO」16巻


■それ以外で「オススメ」タグをつけた作品(紹介順)
川原由美子「観用少女」
霜月ミリ「カエデの恋」
三田誠/成宮アキホ「レンタルマギカ」

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。