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Tag [新作レビュー] 2009.09.25
32315112.jpg神田はるか「スウィートガール」 第1巻


先輩だから
誘ったんですよ



■真崎葵は、お菓子(を食べるの)が大好きな女子高生。昔から男のようだと言われ育ってきた葵だったが、ついに春が!?なんと中等部3年で製菓部部長の男の子・湯瀬巧から、告白されたのだ!!……「男」として。その時は速攻で断った葵だったが、後日周りの女子の陰謀により、偵察員として女子禁制の製菓部へ「男」として入部することに…。美形男子部員に囲まれて、「男」として部活に参加する不思議な生活を始めた葵だったが…!?

 美形揃いで女子から大人気、しかし女子禁制という製菓部。そんな謎に包まれた部活に、「男」として送り込まれることになったのは、先日製菓部の部長から「男」として告白されたばかりの女子高生・葵。始めは友達のお願いということで、嫌々ながら通っていた葵でしたが、部活に通い詰めるうちに、だんだんと自分の居場所をそこに見出していくようになります。男装もので秘密のまま行くのかと思いきや、嫉妬にまみれた女子によって早々に身バレ。しかし「葵は男っぽいし、今まで一緒にいたから特別OK」と、その後も紅一点として在籍することになります。


スウィートガール
もちろん不器用。製菓においては、どちらかというと足をひっぱってしまう。本人はそれを自覚しており、懸命に上達を計ろうとする。


 基本的にはありがちな、男装学園ハーレムもの。中等部でありながら部長を務め、葵にぞっこんのド変態・湯瀬をはじめ、抱きつき癖のある純粋無垢な少年・押領寺、常に笑顔で部員をサポートするしっかり者・山田、無表情の氷結男・御手洗など、個性派揃いの面々にと、男勝りの葵が少しずつ仲を深めていくというお話です。学園コメディ一本という感じなので、ストーリー性は薄く、またメッセージ性も希薄。ただその分気楽に読めるようになっています。ヒロインはサッパリしつつも、要らぬところで考え込んでしまったりと、なかなか可愛らしい性格の持ち主。なんとなく「恋愛ラボ」のリコっぽくて、ついつい感情移入してしまいました。


【男性へのガイド】
→ヒロインはそれなりに魅力的かもしれんです。ま、結局はハーレムものなんですけどね。
【私的お薦め度:☆☆☆  】
→全体的に薄いものの、それは別に減点材料にはならんと思うんですよね。学園ハーレムでのコメディが好きな方は、手に取ってみてはいかがでしょうか。


作品DATA
■著者:神田はるか
■出版社:角川書店
■レーベル:ASUKA ComicsDX
■掲載誌:Asuka(2009年2月号~連載中)
■既刊1巻
■価格:560円+税

■購入する→Amazonbk1

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
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レビュー
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シリウスと繭
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2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




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BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
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かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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