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Tag [オススメ] 2009.01.30
 今月のオススメ作品のまとめです。一応順位付けしてありますが、あくまで目安ですので。リンクをクリックするとレビューに飛びます。
 
宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」
…祖父の隠し子りんと、30歳の独身男ダイキチのちぐはぐライフ。

緑川ゆき「夏目友人帳」
…妖怪が見える少年・夏目と妖怪たちの、契約書「友人帳」をめぐる奇談集。

草凪みずほ「NGライフ」
…前世の記憶を持つ少年の、ドタバタラブコメディ。

藤原よしこ「恋したがりのブルー」
…ウソからはじまる恋物語。優しさと、切なさに溢れた4角関係もの。

ろびこ「となりの怪物くん」
…冷血女子×超問題児の、新感覚ラブコメディ。今月の新作ではダントツ。

田村由美「猫mix元気譚とらじ」
…人型猫・とらじと、勇者パイヤンの息子を捜す旅を描くファンタジー。

岩本ナオ「町でうわさの天狗の子」
…天狗の娘・秋姫の、ヘンテコ青春ファンタジー。

水城せとな「失恋ショコラティエ」
…売れっ子ショコラティエの、執念にも似た片想いを描くスイーツコメディ(?)

田中メカ「7月の魔法使い」
…体育科と進学科が敵対する学校を舞台に描く、トキメキ全開連作短編集。

宮原るり「恋愛ラボ」
…お嬢様中学校の生徒会が繰り広げる、爆笑恋愛研究4コマ。

+α
和泉かねよし「メンズ校」…超ド僻地全寮制男子校生たちの性春MAXボーイズライフ。
槙ようこ「山本善次郎と申します」…幽霊が見える女の子・ほたてと、父・善次郎との出会いからはじまる、やさしさ溢れる愛の物語。

 
 以上12作品を挙げさせてもらいましたが、特に上位5作品はぜひ読んでいただきたい。きっと損はさせない…はず。また、これに漏れたお薦め度☆4つ以上の作品もオススメですので、良ければチェックしてみてください。今月はとにかく良作ラッシュで、特に新作以外で多かったように思います。恐らく向こう3~4ヶ月はこんな状態が続きそう。結果新作が押し出される形になりましたが、それに関してはまた続刊が出たときにフォローできれば良いかな、と思ってます。
 
 
 よく見ると集英社系が1作品だけですね…。「コイバナ!」や「手紙」も入れようか迷ったのですが、今回は泣いてもらう形に。それから「ナナコロビン」は来月3巻発売ということで今月はスルー。また「パティスリーMON」の紹介を忘れるという大失態。済んだと思っていたのですが「プライド」と勘違いしていたようです。こちらは後日ご紹介します。

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。