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2009.02.01
■こんなタイトル掲げてるわけですから、当然男性でも読める少女漫画をご紹介して、男性にもっと少女漫画を認知してもらうというのがひとつの目的でございますです。その際ありそうなのが、「男も女も関係なくね?」という指摘。確かに少年漫画と少女漫画の垣根は近年低くなってきているように見えますし、その指摘も一理あるな、とは思います。ただ、だからといって、性別なんて全然関係ないってことにはならないと思うんです。やっぱり男性と女性では、どうしても傾向の違いというものがあって。でなければ「少女漫画」なんてジャンルは、生まれることはあれど、ここまで繁栄するなんてことは絶対になかったはずでしょう?
 
 で、どうやって男向けか判断するか、ということなんですが、客観的判断を求めるとすれば、物語を構成する要素で判断するしかなくなってきます。最終的には自分の感覚的な部分になってくるんですけど、基本は要素でいきたい所です。例えばストーリーの系統だとか、男女比であるとか、キャラの属性であるとか…。特に最近は、物語を構成する要素の記号化が進んできている傾向があるので、少しは判断し易いんじゃないかな、と。それが全てではないことは百も承知ですが…。
 
 そうやって男向けの作品をすくいとっていく、というよりは、男向けでない作品をはじいていくというのがひとつの目標だと考えています。ただ本当に面白い作品は男女関係なく楽しめる傾向が強いですよね。だからお薦め度が高い作品は、それに引っ張られるようにオトコ向け度も高めに設定する傾向が…。そして恐らく今後もこの傾向が続くんじゃないかと。
 
 えー、何はともあれ、しっかり判断して、できるだけその魅力を伝えていければなぁ、と。それが出来るように頑張っていきたいなぁ、と。ただ中立ってのはどうしても無理なわけで、そこだけは理解しといてほしいです。あくまで、「客観的に見ようという主観」なわけですから、当然歪みはあります。

 しかし現状…まだまだ満足のいく内容にはほど遠いです。見返すとひっでぇ文章だ…。でも、でも、めげずに頑張ります、うん。

 

■今月は白泉社のコミックスが発売になる5日からレビューを再開する予定です。
 
■それから、ヤマカムさんからリンクしていただいていたようです。本当にありがとうございます。



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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
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