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2009.12.02
■皆さんはその作品が女性向けかどうか、どうやって判断していますか?主人公が女性だから,作者が女性だから,主な読者層が女性だから,掲載誌が女性向けだから…判断材料は多々ありますが、私は…というか当ブログに関しては、掲載誌(レーベル)が女性向けかどうかで判断するようにしています。


 これは、用途を規定するのはやはり作り手であるべきだろうという思いや、作品単体ではなくレーベルで分けた方が整理しやすいという理由があるからなのですが、意外とその判断が難しい。新書サイズで、赤やピンクを基調とした背表紙デザインの統一された、いわゆる“少女漫画”ではなく、B6サイズで背表紙デザインにもバラツキのある、ファンタジー色の強いハイティーン向けのレーベルで、判断に困るものが多い印象。例えばゼロサムコミックスやアヴァルスなどは、パッと見青年向け漫画にその佇まいが似ていますし、実際青年漫画コーナーに陳列されている事が多々あります。それらの取捨をどうするか。私は一応の目安として、「雑誌やサイトで女性向けを謳っているか否か」を判断の基準にしています。


 例えば先に挙げたゼロサムは、広告にての欄で「女性向けのニュージェネレーションコミック誌」と謳っており、またコミックブレイドアヴァルスも、一見どこにも書いていないように見せて、投稿に関するページに「メイン読者に女性を想定」と書いていたりします。他にもフレックスコミックスフレアやWebスピカなども、さりげなく女性向けであることが明記してあったりと、そういうところから「女性向けである!」と判断しています。
 こうしたときに取捨に困るのが、コミックビーム系統。あそこはターゲットが明確でないので、様々な作品が混同しているという状況。志村貴子先生や入江亜季先生の作品もレビューしてみたいのですが、レーベルで分けると決めているので、対象からは除外しています。


 ちなみに芳文社は別枠です。このブログについてでも明記してありますけど、それも読まずに「芳文社4コマは違くね?」というツッコミをされても困りますよ、と。でもWikipediaではまんがタイムスペシャル,まんがタイムラブリー,まんがタイムジャンボあたりは一応女性向けとして分類されているのですよね。ジャンボやラブリーあたりでは「ペンとチョコレート」(→レビュー)や「リカってば!」みたいな純正女性向けマンガみたいな作品も連載されていたりするので、一応カバーしておく価値はあるのかな、と勝手に思っています。

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