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Tag [オススメ] 2009.12.02
■新作&未レビュー作品と、続刊それぞれ分けてお届け。今月は大不作…続刊はそれなりに数が揃ったのですが、新作が。リンクをクリックすると、記事に飛びます。順位は一応の目安です。
 
 
新作&未レビュー作品
1.トジツキハジメ「俺と彼女と先生の話」
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…祖母からの一本の電話が、3人の話のはじまりだった…トジツキハジメが描く現代怪奇譚。


2.くらもちふさこ「駅から5分」
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…見知らぬもの同士すれ違う、駅から5分の花染町で、重なりあう景色とその想い…。


3.時計野はり「逆転ハニー」
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…助けた亀に呪われて、外見・性格真逆な幼なじみの心と体がチェンジ!?


4.東山むつき「炎人」
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…記憶解師としてあがめられる潜りの精神科医の少女・早乙女煌を描いた人気作。


5.尾崎あきら/誉田哲也「武士道シックスティーン」
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…青春を剣道にかける少女達を描いた傑作青春小説をコミカライズ。スポーツ一本で爽やか!


6.KUJIRA「ワールドエンドゲーム」
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…彼氏を追って上京、ゲームのデバック会社でバイトを始めるも、どうにも彼とは噛み合ず…?


7.仲野えみこ「帝の至宝」
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…真夜中の王宮で出会った、秘密を持った2人…とってもキュートなファンタジーロマンス。


8.おがきちか「Randreaall」
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…独特の緩さと味わい深さが同居した、ゼロサムの定番ファンタジー。


9.わたなべあじあ「ひめごとははなぞの」
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…ココロとカラダがチグハグな主人公の、ある意味ブレイブ物語。


10.後藤羽矢子「コミカプ」
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…漫画家同士のお隣同士の男女二人は幼なじみ。ちょっぴり微妙な関係と、かなりキビシイ夢の道!


 以上10作品でございます。性別逆転ものが二つも入るという面白いラインアップですが、1位はトジツキ先生の「俺と彼女と先生の話」にしました。本来であればくらもち先生の「駅から5分」を1位に据える方が妥当なのでしょうが、ここはちょっと強気に攻めてみることに。
 
 3位以下は群雄割拠という感じ。「Landreaall」や「炎人」といった長期連載の人気作や、「逆転ハニー」や「帝の至宝」といった白泉社の新作を入れてみました。中でも「逆転ハニー」は、使い古された男女入れ替わりものなのですが、キャラクターを存分に活かすことで活路を見出しており、とても面白かったです。というか可愛かった。似たような系統としては「ひめごとははなぞの」も面白いです。こちらは男の子がある日突然女の子になってしまうというコメディなのですが、ドタバタ感がハンパないです。
 
 その他、人気小説のコミカライズ「武士道シックスティーン」は、少女漫画でいまさらスポ魂という新鮮さが、「ワールドエンドゲーム」はゲームのデバック会社を舞台に使うという目先の変化がそれぞれ良かったです。そして最後はコミカプ。一部では同じ作者さんの別の漫画が話題になっているみたいですが、こちらもなかなか面白いと思いますよー。


 
 
▶オススメ続刊
1.天乃忍「片恋トライアングル」2巻
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…2巻で完結。片恋をここまで素敵に描くなんて…!大感動でした。


2.麻生みこと「そこをなんとか」3巻
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…話の面白さもさることながら、菅原先生の枯れセン要素の発揮っぷりがスゴかった。


3.びっけ「あめのちはれ」2巻
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…1巻で整えた舞台がしっかりと機能。巻を重ねるごとに面白くなる予感。


4.咲坂伊緒「ストロボ・エッジ」7巻
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…脇役の話もしっかり作り込む丁寧さと、仁菜子のかさいらしさ。


5.東村アキコ「海月姫」3巻
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…勢いは全く衰えない。なんだかんだで読み込んでしまうのよね。


6.田村由美「猫mix元気譚とらじ」3巻
…パイヤンにこころ開き始めるとらじがスゴくカワイイです。


7.音久無「花と悪魔」6巻
…一応一段落で、話としてはこの辺がピーク?次巻以降が試金石か。


8.岩本ナオ「町でうわさの天狗の子」5巻
…募りゆく瞬ちゃんへの想い。文化祭でもっと何かあると思ってたんだけどな…。


 「あのコと一緒」や「縛り屋小町」「愛のもとに集え」の続刊は、来月以降にレビューしたいです。なんか抜けが多かった気がする…。


■その他オススメタグをつけた作品
(新作)
宮川匡代「バニティ・リーグ」
(過去作)
藤村真理「学級×ヒエラルキー」
南波あつこ「スプラウト」
高宮智「Heaven's Will」

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かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。