
■毎年年末に発行される、その年のスゴかったマンガをオトコ編,オンナ編でランキング形式で送るガイド本、今年も発売しました。すでに各所にランキングなど貼られているので、とりあえずオンナ編を10位までご紹介…
1 『ちはやふる』 末次由紀 講談社(→レビュー)
2 『君に届け』 椎名軽穂 集英社(→レビュー)
3 『ママはテンパリスト』 東村アキコ 集英社(→レビュー)
4 『海月姫』 東村アキコ 講談社(→レビュー)
5 『となりの怪物くん』 ろびこ 講談社(→レビュー)
6 『娚の一生』 西炯子 小学館(→レビュー)
7 『青空エール』 河原和音 集英社(→レビュー)
8 『午前3時の無法地帯』 ねむようこ 祥伝社(→レビュー)
9 『潔く柔く』 いくえみ綾 集英社(→レビュー)
10 『flat』 青桐ナツ マッグガーデン(→レビュー)
一応すべてレビュー対象だったのですが、全部しっかりオススメしてあります。とりあえずそれだけで一安心(笑)4位の『海月姫』のみ☆4つでしたが、そこは3位の『ママはテンパリスト』との比較での4つということで…。また『となりの怪物くん』と『娚の一生』のランクインは嬉しかったですね。今年の上半期新作オススメリストにて、1位と2位に据えた作品だったので、キレイに入ってくれてちょっとテンション上がりました。
20位までを見渡しても、レビューした作品に関しては全てオススメしてあります。12位のヤマシタトモコ先生『Love,Hate,Love』(→レビュー)や、17位の芦原妃名子先生『Piece』(→レビュー)などのランクインには、おもわずにんまり。また雁須磨子先生の『いばら・ら・ららばい』は未チェックでしたので、今度チェックしてみたいと思います。『ガラスの仮面』は巻数で、また『ケーキを買いに』は掲載誌の関係にて、レビュー対象外でした。
個人のレビューサイトなので、こういった順位など気にする必要はないのかもしれませんが、一応誰かにオススメするという前提で運営しているブログなので、最低限このくらいは意識しておこうかな、と。競馬の予想屋さんも、年間◯回は万馬券当てる!なんて公約してる方もいますし、とりあえず私も『「このマンガがすごい!」のランクイン作品はしっかりオススメしておく』という目標でも掲げておきましょうか。
基本的にはこのランキング自体にはそれほど大きな意味はないと思っています。エンターテイメントとしてこのランキングを受け取るのであれば話は別ですが、あくまでガイド本として利用するのであれば、選者の中から好みの合う人を見つけ出し、その人がオススメしている作品をチェックする…というのが最も確実なのではないかな、と。お値段は500円(税込)と、それなりにお買い得なんじゃないでしょうか。
またオトコ編では、『モテキ』と『ザワさん』がランクインしててよかったです。あと『この世界の片隅に』と『3月のライオン』はもっと評価されていいはず…って奇しくも挙げた作品みんな作者さん女性っていう・・・。