作品紹介はこちら→吉岡李々子「彼はトモダチ」
5巻レビュー→やはり青春群像は、奇数人数の方が動かしやすい《きまぐれ続刊レビュー》「彼はトモダチ」5巻
吉岡李々子「彼はトモダチ」(6)
見ないふりをしたのは
ズルい自分の
心の中
■冬休みに遊びにいった江ノ島で、偶然佐々本たちと出会った日和と水野。結局合流して遊ぶことになったものの、その帰りに、アクシデントで日和と佐々本だけ取り残されてしまう。加えて日和は体調不良。仕方なく二人はホテルに泊まることに。後日そんな二人を疑う水野に、何もなかった事実を伝えるも、その溝は完全に消えることはなく…。やがて自分の気持ちをこれ以上偽ることはできないと、今の状況を変える決意をした日和だったが、その先に待っていたのは、あまりにも残酷な運命で…!?
~のっけから爆笑~
ついにクライマックスへ。7巻で最終巻になるそうです。さて、5巻にて当道投入によりなんとか話に動きがついてきた物語ですが、まずはその前に大爆笑してしまったことが…。それが登場人物紹介のページ。前回のレビューにて、「琴音のカットだけ悪意に満ちている」と書いたのですが、6巻では琴音のカットだけ変更されていました。
5巻人物紹介
使用前
↓
6巻人物紹介
使用後
これ誰かからクレーム入ったのでしょうか(笑)何はともあれ、琴音らしいカワイイカットになって良かったです。まぁ内面をよく表しているのは修正前のカットなんでしょうけど。
~まさかの急展開~
なんて早々に笑わせてもらったのですが、本編はもの凄い鬱展開でございます。何が鬱って、まずは佐々本の引っ越し発覚。ただし距離自体は大したことはなく、転校するほどではないとのこと。しかしお隣に住む琴音は大反対。佐々本に、日和に当たり散らします。そんな彼女を優しく受け入れたのが、当道。

なんだよ、こういう役目は恋人がするもんだろうが…!カッコよすぎると思ったら、最後にはしっかり「でもね、たぶんヒメの味方はもっといんだよ」なんてフォローまで。素晴らしいです。今やこの作品で一番イイ男は当道以外ありえない。
さて、鬱展開はまだまだ続きます。まずは自分の気持ちにウソをつけなくなった日和は、水野に別れを告げます。しかし水野はそれを許しません。結局身動きがとれないまま、数日が過ぎた頃、日和の体調に異変が。吐き気に微熱、そして生理が来ない…もうおわかりですね、妊娠です。日和は前巻のスタート時点ではまだ処女でしたからね、まさに急展開。物語はここから怒濤の鬱展開を見せることになっていきます。とはいえこれ以上話してしまったら、完全なネタバレ展開となるので割愛しますが、とりあえず妊娠が発覚した日和に対する、佐々本の言葉だけでも…
これも先の当道と同じですよね。何があっても無条件で味方で居る。たとえ間違っていても、味方でいてくれる存在というのが、恋人が恋人である所以だと思うんですよ。だからこそ、この二人の発言は、本当に素敵だと。それに対し水野は…。
前回のレビューにて、水野は初めての相手であるにも関わらず、最終的にはふられる可能性があるという旨のことを書いたのですが、どうやらそういった展開になりそうな気がしますねー。とりあえず結末は7巻で全て明らかになるわけですが、この展開からどうハッピーエンドに持ってくのか、注目したいと思います。当初は初恋純愛ピュア漫画だったはずなのに、気がつけばセックス中毒のライバルに妊娠しちゃったヒロインというもの凄い構図の作品になっておりますが、ここまできたらもう後にはひけない。7巻ももちろんレビューしますよ!
■購入する→Amazon
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bk1
5巻レビュー→やはり青春群像は、奇数人数の方が動かしやすい《きまぐれ続刊レビュー》「彼はトモダチ」5巻

見ないふりをしたのは
ズルい自分の
心の中
■冬休みに遊びにいった江ノ島で、偶然佐々本たちと出会った日和と水野。結局合流して遊ぶことになったものの、その帰りに、アクシデントで日和と佐々本だけ取り残されてしまう。加えて日和は体調不良。仕方なく二人はホテルに泊まることに。後日そんな二人を疑う水野に、何もなかった事実を伝えるも、その溝は完全に消えることはなく…。やがて自分の気持ちをこれ以上偽ることはできないと、今の状況を変える決意をした日和だったが、その先に待っていたのは、あまりにも残酷な運命で…!?
~のっけから爆笑~
ついにクライマックスへ。7巻で最終巻になるそうです。さて、5巻にて当道投入によりなんとか話に動きがついてきた物語ですが、まずはその前に大爆笑してしまったことが…。それが登場人物紹介のページ。前回のレビューにて、「琴音のカットだけ悪意に満ちている」と書いたのですが、6巻では琴音のカットだけ変更されていました。
5巻人物紹介

↓
6巻人物紹介

これ誰かからクレーム入ったのでしょうか(笑)何はともあれ、琴音らしいカワイイカットになって良かったです。まぁ内面をよく表しているのは修正前のカットなんでしょうけど。
~まさかの急展開~
なんて早々に笑わせてもらったのですが、本編はもの凄い鬱展開でございます。何が鬱って、まずは佐々本の引っ越し発覚。ただし距離自体は大したことはなく、転校するほどではないとのこと。しかしお隣に住む琴音は大反対。佐々本に、日和に当たり散らします。そんな彼女を優しく受け入れたのが、当道。

なんだよ、こういう役目は恋人がするもんだろうが…!カッコよすぎると思ったら、最後にはしっかり「でもね、たぶんヒメの味方はもっといんだよ」なんてフォローまで。素晴らしいです。今やこの作品で一番イイ男は当道以外ありえない。
さて、鬱展開はまだまだ続きます。まずは自分の気持ちにウソをつけなくなった日和は、水野に別れを告げます。しかし水野はそれを許しません。結局身動きがとれないまま、数日が過ぎた頃、日和の体調に異変が。吐き気に微熱、そして生理が来ない…もうおわかりですね、妊娠です。日和は前巻のスタート時点ではまだ処女でしたからね、まさに急展開。物語はここから怒濤の鬱展開を見せることになっていきます。とはいえこれ以上話してしまったら、完全なネタバレ展開となるので割愛しますが、とりあえず妊娠が発覚した日和に対する、佐々本の言葉だけでも…
なにがあっても
オレは藤崎の味方だから
オレは藤崎の味方だから
これも先の当道と同じですよね。何があっても無条件で味方で居る。たとえ間違っていても、味方でいてくれる存在というのが、恋人が恋人である所以だと思うんですよ。だからこそ、この二人の発言は、本当に素敵だと。それに対し水野は…。
前回のレビューにて、水野は初めての相手であるにも関わらず、最終的にはふられる可能性があるという旨のことを書いたのですが、どうやらそういった展開になりそうな気がしますねー。とりあえず結末は7巻で全て明らかになるわけですが、この展開からどうハッピーエンドに持ってくのか、注目したいと思います。当初は初恋純愛ピュア漫画だったはずなのに、気がつけばセックス中毒のライバルに妊娠しちゃったヒロインというもの凄い構図の作品になっておりますが、ここまできたらもう後にはひけない。7巻ももちろんレビューしますよ!
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