作品紹介はこちら→*新作レビュー* 酒巻行里「イザヤカク」
酒巻行里「イザヤカク」(2)
僕はね
源氏である僕を信じたいよ
■2巻発売です。
頼朝の前に姿を現した、平重衡と平忠度。彼らの理不尽とも言える攻撃が、頼朝の心に決意を生んだ。深手を負い気を失った彼が気がついたのは、祐清の屋敷。そこに駆けつけた婆殿に、出家はせずに源氏を信じるということを伝える。武士として生きる覚悟を改めて決めた彼だったが…!?
これから源氏が出来上がっていくまでの過程を描くわけですが、2巻では打倒平家に乗り気でない頼朝の精神的変化を促す巻という感じでした。したがってあまりバトルシーンが多くなく、同時に登場人物が多いということで、やや難しい巻に。怪しげな魔物や妖怪などもその力を発揮することはなく、あくまで足下を固めましたという感じですね。
史実に精通してれば、ここはこういう意図で…とか書けたのかもしれませんが、私は歴史が苦手な人間で、しかもいわゆる高校の歴史未履修組でして…未だに歴史は苦手です。だからこそ、こういう話に反応してしまうのかもしれませんけどね。それ以前に女の子がみんな可愛いってのが一番のポイントなのでしょうが…。だって北条政子が…北条政子が…。尼将軍化していく様が描かれることは…ないだろうなぁ。
3巻からは本格的に話が動いてきそうで楽しみ。内面描写だけでなく、戦況や時期を読む…!みたいな話になってくると、もっと面白くなってきそうだなぁと勝手に期待です。
■購入する→Amazon
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僕はね
源氏である僕を信じたいよ
■2巻発売です。
頼朝の前に姿を現した、平重衡と平忠度。彼らの理不尽とも言える攻撃が、頼朝の心に決意を生んだ。深手を負い気を失った彼が気がついたのは、祐清の屋敷。そこに駆けつけた婆殿に、出家はせずに源氏を信じるということを伝える。武士として生きる覚悟を改めて決めた彼だったが…!?
これから源氏が出来上がっていくまでの過程を描くわけですが、2巻では打倒平家に乗り気でない頼朝の精神的変化を促す巻という感じでした。したがってあまりバトルシーンが多くなく、同時に登場人物が多いということで、やや難しい巻に。怪しげな魔物や妖怪などもその力を発揮することはなく、あくまで足下を固めましたという感じですね。
史実に精通してれば、ここはこういう意図で…とか書けたのかもしれませんが、私は歴史が苦手な人間で、しかもいわゆる高校の歴史未履修組でして…未だに歴史は苦手です。だからこそ、こういう話に反応してしまうのかもしれませんけどね。それ以前に女の子がみんな可愛いってのが一番のポイントなのでしょうが…。だって北条政子が…北条政子が…。尼将軍化していく様が描かれることは…ないだろうなぁ。
3巻からは本格的に話が動いてきそうで楽しみ。内面描写だけでなく、戦況や時期を読む…!みたいな話になってくると、もっと面白くなってきそうだなぁと勝手に期待です。
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