このエントリーをはてなブックマークに追加
Tag [続刊レビュー] 2010.01.29
作品紹介→*新作レビュー*佐藤ざくり「おバカちゃん、恋語りき」
2巻レビュー→《気まぐれ続刊レビュー》佐藤ざくり「おバカちゃん、恋語りき」2巻
3巻レビュー→テンポの良さや笑いは、単純な恋愛模様すらも容易に包摂し、素敵に彩る《続刊レビュー》「おバカちゃん、恋語りき」3巻



obakatyannkoikataeriki4.jpg佐藤ざくり「おバカちゃん、恋語りき」(4)


あれ?
もしかして
ゴング鳴った?



■修学旅行で京都へ向かった馬鹿クラス御一行。生徒会長の陰謀で、深と相部屋にされてしまった音色は、テンパった勢いで外に飛び出してしまう。テンパリついでに野生化した音色をようやく見つけ出した深とトキオだったけど、あれ、なんだか周りを囲まれている…?そういえば、ここ西日本だよね!?西日本と言えば、音色がかつて名を馳せた古巣。ああ、そうこうしている間に、深くんが音色に恨みを持つ凶悪軍団にさらわれてしまいましたよ…!?


~もはや笑いだけが目的だ!!~
 なんのためにこの作品を買ってるかだって?そんなん笑いのためにきまってんだろ!!ということで4巻発売です。更に驚くことに、5巻に続きます。まさかのスマッシュヒットですよ!いや正直ここまで続くなんて思ってなかったです。だってテンポの良さがストーリーにまで波及して、もの凄い早さで物語が展開していったじゃないですか。さらっと終わって気持ち良く終わるのかなぁなんて思ってたので、まだこの作品を楽しめるなんてホントに嬉しいです。


~今回もやりたい放題~
 とはいえストーリーに関してはとうにネジが2~3本ぶっ飛んでいるわけで、今さら長期連載にフィットするようにリカバリーするなんて無理な話。もはや「ネジよ、もっと抜けろ!」と言わんばかりに、やりたい放題突っ走っています。だが、それが良い。今回は関西遠征ということで、彼女の首を狙うガラの悪い子たちが登場するのですが、とにかく暴走一途という感じで、素晴らしく酷かったです(褒め言葉)。特に新キャラの影虎、拳銃っぽい麻酔銃をぶっ放し、レプリカの日本刀を振り回すという暴れっぷり。あn…それニセモノだからOKってわけないんじゃないかなぁ…!?なんて今さらこの作品に言っても無駄だし、必要ないことなわけで。あとはもう、「ついてきたい奴だけついて来なっ!」って感じなんでしょう。


【4巻この一枚】
おバカちゃん恋語りき
…模造刀を持ち出した影虎に対抗するため、深が考えだした案。


~5巻はどうなる?~
 5巻へ向けてですが、一応の目標はトキオとのキス。まだトキオとはなんにも進展していない音色。少女漫画的にはセオリー通りのオーソドックスな通過目標ですが、果たしてどのくらい逸れるのか。今から楽しみです…って舞台が学校だと意外に落ち着いてしまうかも。音色たちには、学校という枠は小さすぎるような気も。

 今回は我らが虹花嬢にも少しだけ活躍の場がありました。彼女はもっと音色の側に置いてやらないと、魅力を発揮できないんですよ!小悪魔っぷりを発揮する姿もカワイイですが、何よりヒロインのことを思いやる虹花嬢がとってもかわいいのです。5巻ではもう少し活躍してくれれば嬉しいですね。それと4巻では、サブローさんの姿がほぼ見当らなかった用な気が。いましたっけ?うーむ、見返してみよう。


■購入する→Amazonbk1

カテゴリ「マーガレット」コメント (0)トラックバック(0)TOP▲
コメント


管理者にだけ表示を許可する

この記事にトラックバック
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
タグカテゴリ
月別アーカイブ
リンク
プロフィール

Author:いづき
20代男、Macユーザー。野球はヤクルト、NBAはマジックが好きです。

文章のご依頼など、大事なお話は下記メールアドレスへお願い致します。


■Twitter
@k_iduki

■Mail
k.iduki1791@gmail.com
※クリックでメール作成
RSSフィード
▽最新記事のRSSを購読

a_m.jpg
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Power Push
2012年オススメはコチラ→2012年オススメ作品集


かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。