作品紹介→ *新作レビュー*田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ。」
2巻レビュー→青春とは身勝手なものである《続刊レビュー》「君じゃなきゃダメなんだ」2巻
田島みみ「君じゃなきゃダメなんだ。」(3)
頭さわられちゃった
日差しみたいに
あつい
■3巻発売です。
大事な友達・紫音とも仲直りができて、蒼&紅との同居生活にも慣れてきた菜花。けれどやっぱり紅とキスした事が忘れられず、微妙な距離を保ったまま毎日を過ごしていた。そんな中、同じクラスのキタローが菜花に急接近!それを知り、不機嫌になる紅だったけど、それを知ってか知らずか、キタローはさらに菜花に積極的にアプローチ。そしてついに菜花に告白してきたけれど…!?
※思ったより下世話な記事になってしまったので、そういうのお嫌いな方は読み飛ばしてくださいませませ。
~まさかの魅力を見せつけた3巻~
3巻すごいです。正直2巻読んだ時点で次買おうか迷ってたのですが、3巻読んで買って良かったと思いました。とにかく菜花ですよ、菜花。これでもかというほどにサービスシーン満載でございました。まずはジャブ程度にこんなお約束シーンから…
お約束
ごちそうさまでございます。男性向けラブコメではもはや定番中の定番のこのシチュエーションですが、女性向け作品でも時折見られたりします。しかしこういうシーン、女性的には美味しいんですかね?多分方向としては、見られて嬉しいという変態的な方向ではなく、こういうシーンに遭遇して困る反応を見せる男の子がカワイイという楽しみ方なんでしょうけども。要するにwin-winですね、はい。
~それよりも何よりも~
さて、それよりも何よりも、今回の一番の見所となったのはこちら…。ちょっとした恨みを買って、両手足をガムテープで固定され、監禁されてしまったところでの一幕。どうにかして状況を打開しようとした菜花の出した案は…
口のガムテープを口ではがす
何このエロさ。少女漫画で頻発しているキスなんぞ、なんのエロさも感じないのに、ガムテープが一枚あるだけでこんなにもエロくなる不思議。別に口じゃなくて、手とかのほうをかじかじやっても良かったんじゃないですか?(それでもちょっとエロいけど)。しかし敢えての口。抜け目ないです。菜花のあどけなさと、ちらりと覗かせる鎖骨、そして手足の自由が利かないというSM的なエッセンスが絡まりあい生まれる、極上のシーン。田島先生、そっちで作品描いてもすごく売れそうだ…。そういえば帯には「妹に彼氏ができたら、お兄さん達は喜んでくれますか?」なんて文字が踊っているわけですが、これもなんとなく男性を煽っているような気がしなくもないです。ちなみに私にも妹がいるのですが、妹に初めて彼氏ができたときはなんとなく複雑な気分になったのを覚えています(笑)急に遠くへ行ってしまったような、そんな感覚というか。
さて、少し話が逸れましたが、戻りましょう。あの後なかなか取れずに数コマ消費したあと、続いてはこんな状態に…
倒れこみ
これはこれでなんだか。しかしこれ、高校生ぐらいの男の子だったら確実に下半身がヤバい状態になっているはずですよ。ただでさえ過剰反応しがちな思春期男子。多少女性慣れしているとはいえ、直前にあんな状況だったのですから、反応しないわけがありません。普通であれば「ちょちょ、どいてどいて!(汗)」となるところで、まかり間違っても「このままの体勢でいろ(キリッ)」なんて言えませんよ。けれども作中では、そんな様子微塵もなし。これは少女漫画特有の魔法です。どんなに濃厚なエロシーンに突入しても、男の子の下半身はあくまで平静を保っているというね。この辺はしっかり少女漫画で、なんとなく安心すると同時に、惜しいなぁと思ってしまった私。いや、ここでしっかり反応してたらもうマーガレットじゃ無理なんですけど。デザートや別フレならありって感じでしょうか。
~本編のお話も~
さて、肝心の物語ですが、3巻は結局キタローに場をかき回されて終わったという感じ。それでもこんなシーンを提供してくれた彼には、最大の感謝を贈らなくてはいけません。これによってなんとなく距離が縮まった感もなくはない、菜花と紅。そうなってくると気になるのが、兄である蒼の反応。物語的には、両睨みでの進行が望ましいと思うのですが、自分から動けない蒼を、これからどう絡ませていくのか。強引パターンになりそうですが、鬼畜眼鏡はあまり好きではないので、どうにか違うパターンを望みたい。いざ二人になったらとんでもなくヘタれるとか…。いや、さすがにそれはないか。どちらにせよ、違う意味で満足感たっぷりの3巻でした。
■購入する→Amaazon
/
bk1
2巻レビュー→青春とは身勝手なものである《続刊レビュー》「君じゃなきゃダメなんだ」2巻

頭さわられちゃった
日差しみたいに
あつい
■3巻発売です。
大事な友達・紫音とも仲直りができて、蒼&紅との同居生活にも慣れてきた菜花。けれどやっぱり紅とキスした事が忘れられず、微妙な距離を保ったまま毎日を過ごしていた。そんな中、同じクラスのキタローが菜花に急接近!それを知り、不機嫌になる紅だったけど、それを知ってか知らずか、キタローはさらに菜花に積極的にアプローチ。そしてついに菜花に告白してきたけれど…!?
※思ったより下世話な記事になってしまったので、そういうのお嫌いな方は読み飛ばしてくださいませませ。
~まさかの魅力を見せつけた3巻~
3巻すごいです。正直2巻読んだ時点で次買おうか迷ってたのですが、3巻読んで買って良かったと思いました。とにかく菜花ですよ、菜花。これでもかというほどにサービスシーン満載でございました。まずはジャブ程度にこんなお約束シーンから…

ごちそうさまでございます。男性向けラブコメではもはや定番中の定番のこのシチュエーションですが、女性向け作品でも時折見られたりします。しかしこういうシーン、女性的には美味しいんですかね?多分方向としては、見られて嬉しいという変態的な方向ではなく、こういうシーンに遭遇して困る反応を見せる男の子がカワイイという楽しみ方なんでしょうけども。要するにwin-winですね、はい。
~それよりも何よりも~
さて、それよりも何よりも、今回の一番の見所となったのはこちら…。ちょっとした恨みを買って、両手足をガムテープで固定され、監禁されてしまったところでの一幕。どうにかして状況を打開しようとした菜花の出した案は…

何このエロさ。少女漫画で頻発しているキスなんぞ、なんのエロさも感じないのに、ガムテープが一枚あるだけでこんなにもエロくなる不思議。別に口じゃなくて、手とかのほうをかじかじやっても良かったんじゃないですか?(それでもちょっとエロいけど)。しかし敢えての口。抜け目ないです。菜花のあどけなさと、ちらりと覗かせる鎖骨、そして手足の自由が利かないというSM的なエッセンスが絡まりあい生まれる、極上のシーン。田島先生、そっちで作品描いてもすごく売れそうだ…。そういえば帯には「妹に彼氏ができたら、お兄さん達は喜んでくれますか?」なんて文字が踊っているわけですが、これもなんとなく男性を煽っているような気がしなくもないです。ちなみに私にも妹がいるのですが、妹に初めて彼氏ができたときはなんとなく複雑な気分になったのを覚えています(笑)急に遠くへ行ってしまったような、そんな感覚というか。
さて、少し話が逸れましたが、戻りましょう。あの後なかなか取れずに数コマ消費したあと、続いてはこんな状態に…

これはこれでなんだか。しかしこれ、高校生ぐらいの男の子だったら確実に下半身がヤバい状態になっているはずですよ。ただでさえ過剰反応しがちな思春期男子。多少女性慣れしているとはいえ、直前にあんな状況だったのですから、反応しないわけがありません。普通であれば「ちょちょ、どいてどいて!(汗)」となるところで、まかり間違っても「このままの体勢でいろ(キリッ)」なんて言えませんよ。けれども作中では、そんな様子微塵もなし。これは少女漫画特有の魔法です。どんなに濃厚なエロシーンに突入しても、男の子の下半身はあくまで平静を保っているというね。この辺はしっかり少女漫画で、なんとなく安心すると同時に、惜しいなぁと思ってしまった私。いや、ここでしっかり反応してたらもうマーガレットじゃ無理なんですけど。デザートや別フレならありって感じでしょうか。
~本編のお話も~
さて、肝心の物語ですが、3巻は結局キタローに場をかき回されて終わったという感じ。それでもこんなシーンを提供してくれた彼には、最大の感謝を贈らなくてはいけません。これによってなんとなく距離が縮まった感もなくはない、菜花と紅。そうなってくると気になるのが、兄である蒼の反応。物語的には、両睨みでの進行が望ましいと思うのですが、自分から動けない蒼を、これからどう絡ませていくのか。強引パターンになりそうですが、鬼畜眼鏡はあまり好きではないので、どうにか違うパターンを望みたい。いざ二人になったらとんでもなくヘタれるとか…。いや、さすがにそれはないか。どちらにせよ、違う意味で満足感たっぷりの3巻でした。
■購入する→Amaazon