作品紹介→*新作レビュー*田川ちょこ「ひかるファンファーレ」
田川ちょこ「ひかるファンファ-レ」(2)
「チューバに選ばれた子はまた嘆くんだろうね
何でチューバ!?って」
「でもすぐ好きになるよ!
だって…私がそうだったから!」
■2巻発売完結しました。
表裏ありまくりの美少女に、空回り系の真面目ちゃん、どこか抜けたところのある天才少年に、やる気が微妙な幼なじみ…個性的な友達たちに囲まれて、チューバ担当のひかるは今日も行く!ちっちゃい体に特大の楽器。アンバランスな彼女が仲間と奏でる青春のメロディに、あなたも耳を傾けてみませんか?吹奏楽があたしを変える、楽しい吹奏楽四コマ、完結編です!
~完結しました~
2巻で完結いたしました。1巻では主にチューバとどうつき合っていくかが描かれていましたが、2巻ではすっかりチューバとも仲良くなり、立派な吹奏楽部員の一人としてのひかるの姿が描かれます。そんな中、最も2巻にて最も存在感を放ったのは、元子役の小悪魔美少女・池森結衣と、その幼なじみで彼女を勝手にライバル視しているメガネっ子・工藤亮子のコンビでしょう。結衣を出し抜いてやろうと奔走するも、いちいちそれが空回りしてしまうというパターンが、2巻では定番化。それに伴い結衣のブラックな面がどんどん浮き彫りになってきて、キャラクターとしての魅力が存分に発揮されていました。もう後半は「結衣がヒロインなんじゃね?」とか思ってしまうほど。そしてひかるの幼なじみの影がどんどん薄くなっていくという。
~亮子よりも部長さんですよね~
勉強をはじめ、どんなことでも何をやっても結衣に勝てない亮子。しかしながら、一つだけ結衣を凌駕する要素がありました。それは、胸の大きさ!ひかるから借りて着たジャージの胸前のチャックを壊してしまう程度の大きさで、さすがの結衣も、それに関しては敗北感たっぷり。気がつけばこの作品に置ける巨乳キャラのポジションを獲得していた彼女ですが、そんな亮子にも負けず劣らずな女性キャラが一人おるのですよ。それが、1巻のときからどことなく存在感を放っていた、部長さんです!

ナイスバディ(死語)
ときに厳しくときに優しい、頼れるお姉さん的存在の彼女ですが、海での演奏会のときにさりげなくナイスバディ(死語)を披露しております。ほら、見てください、これですよこれ。うしろにいるひかるとか、何にもないじゃないですか、何にも(失礼)。これ、全然亮子にも負けてないですよ!やっぱり亮子なんていらなかったんや!(失礼)。いや、個人的に黒髪成分が足りないと1巻の時点で主張していたのですが、まさか巨乳キャラまで包括しているとはつゆ知らず。そうすると亮子に残された売りは「メガネ」のみですよ。もうそうなったら部長にメガネかけさせちゃえば良いじゃんか!…と、なんだか暴走してしまった感じがありますが、個人的にもうちょっと部長さんを登場させて欲しかったな、という思いがあったので。なんて、そんな脇役な部長さんが素敵なんですけど…ってなんなんだこのテンション。あ、亮子いらないとかいいましたが、彼女は結衣の魅力を最大限発揮させるという重要な役目を果たしたので、もっと労われていいはずです、うん。苦労ばっかですけど。
~黒田くんに抱かれたい~
さてさて、これだけだと部長ばっかりになってしまうので、他のお話も。この作品、部長さん以外では、クールな天才少年の黒田圭吾が好きです。少女漫画とかだと、天才キャラって例外なく鼻につくキャラだったりするんですよ。妙にクールで、やけに他の人をバカにしてるっていうか。それはそれでまた物語が盛り上がるからいいのですが、個人的には素直クールが好きでして、それが黒髪でサラ毛だったりしたらもう文句ないわけです。ええつまり、黒田くんですよ。同じような設定のキャラクターとして、「青空エール」(→レビュー)の天才トランペット少年・水島亜希なんかがいたりしますが、やっぱり彼は下手な子・頑張りきれていない子に対して厳しく接するんですよね。しかし黒田くんには、そういったところが全くありません。困っている人がいれば手助けするし、相手をありのまま受け入れる懐の深さがあります。

“それ”も含めて池森だろ?
そりゃあモテるわさ。男の私でも軽くドキッとしそうです。驕ることなく素直に成長する天才に、溺れまくりましょうよ!
■購入する→Amazon
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「チューバに選ばれた子はまた嘆くんだろうね
何でチューバ!?って」
「でもすぐ好きになるよ!
だって…私がそうだったから!」
■2巻発売完結しました。
表裏ありまくりの美少女に、空回り系の真面目ちゃん、どこか抜けたところのある天才少年に、やる気が微妙な幼なじみ…個性的な友達たちに囲まれて、チューバ担当のひかるは今日も行く!ちっちゃい体に特大の楽器。アンバランスな彼女が仲間と奏でる青春のメロディに、あなたも耳を傾けてみませんか?吹奏楽があたしを変える、楽しい吹奏楽四コマ、完結編です!
~完結しました~
2巻で完結いたしました。1巻では主にチューバとどうつき合っていくかが描かれていましたが、2巻ではすっかりチューバとも仲良くなり、立派な吹奏楽部員の一人としてのひかるの姿が描かれます。そんな中、最も2巻にて最も存在感を放ったのは、元子役の小悪魔美少女・池森結衣と、その幼なじみで彼女を勝手にライバル視しているメガネっ子・工藤亮子のコンビでしょう。結衣を出し抜いてやろうと奔走するも、いちいちそれが空回りしてしまうというパターンが、2巻では定番化。それに伴い結衣のブラックな面がどんどん浮き彫りになってきて、キャラクターとしての魅力が存分に発揮されていました。もう後半は「結衣がヒロインなんじゃね?」とか思ってしまうほど。そしてひかるの幼なじみの影がどんどん薄くなっていくという。
~亮子よりも部長さんですよね~
勉強をはじめ、どんなことでも何をやっても結衣に勝てない亮子。しかしながら、一つだけ結衣を凌駕する要素がありました。それは、胸の大きさ!ひかるから借りて着たジャージの胸前のチャックを壊してしまう程度の大きさで、さすがの結衣も、それに関しては敗北感たっぷり。気がつけばこの作品に置ける巨乳キャラのポジションを獲得していた彼女ですが、そんな亮子にも負けず劣らずな女性キャラが一人おるのですよ。それが、1巻のときからどことなく存在感を放っていた、部長さんです!

ナイスバディ(死語)
ときに厳しくときに優しい、頼れるお姉さん的存在の彼女ですが、海での演奏会のときにさりげなくナイスバディ(死語)を披露しております。ほら、見てください、これですよこれ。うしろにいるひかるとか、何にもないじゃないですか、何にも(失礼)。これ、全然亮子にも負けてないですよ!やっぱり亮子なんていらなかったんや!(失礼)。いや、個人的に黒髪成分が足りないと1巻の時点で主張していたのですが、まさか巨乳キャラまで包括しているとはつゆ知らず。そうすると亮子に残された売りは「メガネ」のみですよ。もうそうなったら部長にメガネかけさせちゃえば良いじゃんか!…と、なんだか暴走してしまった感じがありますが、個人的にもうちょっと部長さんを登場させて欲しかったな、という思いがあったので。なんて、そんな脇役な部長さんが素敵なんですけど…ってなんなんだこのテンション。あ、亮子いらないとかいいましたが、彼女は結衣の魅力を最大限発揮させるという重要な役目を果たしたので、もっと労われていいはずです、うん。苦労ばっかですけど。
~黒田くんに抱かれたい~
さてさて、これだけだと部長ばっかりになってしまうので、他のお話も。この作品、部長さん以外では、クールな天才少年の黒田圭吾が好きです。少女漫画とかだと、天才キャラって例外なく鼻につくキャラだったりするんですよ。妙にクールで、やけに他の人をバカにしてるっていうか。それはそれでまた物語が盛り上がるからいいのですが、個人的には素直クールが好きでして、それが黒髪でサラ毛だったりしたらもう文句ないわけです。ええつまり、黒田くんですよ。同じような設定のキャラクターとして、「青空エール」(→レビュー)の天才トランペット少年・水島亜希なんかがいたりしますが、やっぱり彼は下手な子・頑張りきれていない子に対して厳しく接するんですよね。しかし黒田くんには、そういったところが全くありません。困っている人がいれば手助けするし、相手をありのまま受け入れる懐の深さがあります。

“それ”も含めて池森だろ?
そりゃあモテるわさ。男の私でも軽くドキッとしそうです。驕ることなく素直に成長する天才に、溺れまくりましょうよ!
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