このエントリーをはてなブックマークに追加
--.--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリスポンサー広告||TOP▲
このエントリーをはてなブックマークに追加
Tag [続刊レビュー] 2013.12.21
作品紹介→ *新作レビュー*こうち楓「LOVESOLIFE」
2巻レビュー→詩春が魅力的すぎてDHCのCM状態になっている《続刊レビュー》「LOVE SO LIFE」2巻
3巻レビュー→子供と過ごす、季節の行事 《続刊レビュー》こうち楓「LOVE SO LIFE」3巻
4巻レビュー→友情よりも、子供よりも、恋愛が見たいんです!:こうち楓「LOVE SO LIFE」4巻
5巻レビュー→変わらない中、変わってくものもあるから:こうち楓「LOVE SO LIFE」5巻
6巻レビュー→行ってみたいです…。←この“…”が大事:こうち楓「LOVE SO LIFE」6巻
7巻レビュー→女の子がそれぞれ違うベクトルで頑張ったのです!:こうち楓「LOVE SO LIFE」7巻
8巻レビュー→恋に友情に梨生さん大活躍!:こうち楓「LOVE SO LIFE」8巻
10巻レビュー→2人の距離に変化アリ:こうち楓「LOVE SO LIFE」10巻
12巻レビュー→カッコイイ告白ではなかったけれど:こうち楓「LOVE SO LIFE」12巻




1106329490.jpgこうち楓「LOVE SO LIFE」(13)


指先から
伝わってしまいそう……



■13巻発売しています。
 詩春たちは、双子の祖父母の家に行くことに!春から双子が暮らす場所を見て、詩春は、安心とさみしさを感じる。そんな時、松永さんの熱愛報道!?近づくバレンタインデーに、詩春は!?
 

〜旧版の装丁〜
 13巻発売です。今年から花とゆめCOMICSは装丁が変わっていて、割と自由度の高い表紙になっています。しかしながら、本作は2013年10月刊行というのに、旧版の装丁。あとがきなどを見ると、どうやら無理を言って旧版にしてもらったようです。理由は、物語的に13巻が一区切りで、14巻以降から最終章がスタートというイメージだからとのこと。
 
 この装丁の移り変わりって、作者さん側で選択出来るオプション的なものかと思っていたのですが、そうじゃないのですね。どうも問答無用で新版で、という流れのようです。個人的には、既に旧版で出ているものは、その後も旧版で行って欲しかったり。というのも、全巻並べた時、途中から変わっているとすごく違和感あるじゃないですか。あと花とゆめはあの少女マンガ然とした佇まいだったからこその親しみやすさみたいなものもあって、いきなり売れ線っぽい感じにシフトした姿には、若干ショックだったのを覚えています。「花ゆめ、お前もか…」と(笑)平積みの時に目を引くようにという意図なんでしょうが、今までのイメージが強すぎたのと、小学館あたりの表紙と混ざって逆に見つけにくくなった感があるのです。あのアクアフレッシュみたいな帯と赤く堂々と書かれたタイトル、個性的で好きでしたよ、はい。時流には逆らえないながら、少しだけ寂しさを覚えるのでした。


〜まったく良い脇役じゃないか!〜
 のっけから作品に全く関係ない話をしてしまいました。すみません。物語は、冒頭にも少し書いたように、最終章への前段という所。物語的に結末を迎えるのは、春でしょうか。残り時間も僅かということで、いよいよ詩春の想いも強くなってくるのでした。
 
 しかり詩春は恋愛スキルはゼロに等しい。必要なのは、背中を押してくれる仲間です。そして、唯一その役割を果たしてくれるのが、利央。今回も1話目こそ主人公然としていましたが、それ以外はしっかりと脇役として働いてくれました。一番よかったのはこれですかね…
 

LOVESOLIFE13-1.jpg
詩春が松永さんのことを好きだとバラす


 このおっちょこちょいな感じが、素敵です。でも彼女のドジって結果的に良い方向に転ぶことが多いイメージなんですよ。このシーンも、結果的に詩春の恋を後ろから後押しする強い援軍を増やすことになりましたし。ただ二人ともポロっとどっかで漏らしちゃいそうで、危なっかしいんですけどねぇ(笑)


〜だんだんと自分の気持ちに素直に〜
 斯くして得た強い援軍(詩春は知る由もないが)のたける君、早速良い働きをしてくれました。バレンタインのダブルデートを企画するだけでなく、熱愛問題の真相をズバッと聞くことで気持ちも晴らすなど、大車輪の活躍。こうして詩春は…
 
 
LOVESOLIFE13-2.jpg
こんな表情に


 詩春っぽくない、どこかだらしのない笑顔です(笑)余程心配だったのでしょうか、それとも、段々と自分の気持ちに素直になってきたのでしょうか。これまで見せることの無かった表情・気持ちを様々見せるようになっており、数年を経て彼女も変わって来たのだなぁ、と実感させられます。恋愛においては、極めてゆっくりとした歩みですが、着実に歩を進めているのですね。さて、物語は次から最終章へと入っていくようですが、彼女の想いはどういう形で成就するのか(成就する前提)、見守りましょう。

カテゴリ「花とゆめ」コメント (0)トラックバック(0)TOP▲
このエントリーをはてなブックマークに追加
Tag [新作レビュー] 2013.08.08
1106299158.jpg木内たつや「男水!」(1)


シンプルなことほど
その人の人格が滲み出てくる気がする



■現在部員3名、同好会オチ寸前の男子水泳部。面倒見良い部長・秀平、無口天然のイイ身体・大樹、男前ハートのオネエ・ハルミの2年生3人は、部員確保を目指す新年度を迎える!そんな男水に入部届けを持ってきたのは、水泳初心者と、スポーツ万能カナヅチで…!?男子水泳部、ゆるっとガチっと活動開始!

 木内たつや先生のWeb連載作でございます。表紙とタイトルを見てもわかる通り、水泳部のお話でございます。描かれるのは、とある高校の男子水泳部。上級生達が抜け、部員は3名。新入生2人が入部しないと、同好会落ちという危機的状況にある小規模な部活です。「女子部の水着が見れる」「筋肉ムキムキになれる」などはしたない部活紹介でドタバタした結果、気弱な水泳初心者と、ナルシストでスポーツ万能なカナヅチの新入生2名を確保!晴れて「部活」として残れた中、新男子水泳部の活動がはじまります!というお話。


男水
学校のプール、夕暮れ、部員達。これからはじまる水泳の季節。懐かしい青春の匂いをギュッと詰め込んだ風景が、度々登場してきます。水泳は苦手でしたが、プールのある風景は好きなんですよねー。すごくノスタルジックな気持ちになると言うか。


 同好会落ちの危機にある小規模な部活ではあるのですが、部長の秀平はそこそこ早く、エースの大樹は関東大会出場も狙える選手であったりと、初心者揃いの弱小部というわけではないようです。またスタートは部員集めではあるのですが、一から部を作って行くようなお話ではなく、小規模な中でそれぞれに目標を持ちながら、和気あいあい・切磋琢磨するという類いのお話。スポ魂というほど熱くもないですが、ゆったり日常系かと言われるとそうでもない。個人競技がベースにあるので、一つの大きな目標ではなく、それぞれの能力に見合った目標設定となるあたりが、その要因なのかもしれません。経験値のある先輩に導かれながら、初心者が部に溶け込み、自分なりの目標を持って青春を送るというそのスタンスは、ヤマシタトモコ先生の「BUTTER!」が近いでしょうか。もしかしたらこれから恋愛要素も絡んでくるのかもしれませんが、現時点では内輪の男子の日常が送られていきます。
 
 部員それぞれが同程度スポットが当てられるバランスの良い話運び。メンバーそれぞれが、しっかりとキャラ立ちしている部分が大きいと思われます。部長は典型的なお人好しの優しい長男タイプ。エースの大樹は思考が読めない奇人・変人タイプ。メニュー考案等サポートに回るハルミはオネエ(けれど熱い)。新入部員の裕太は気弱な面倒見てあげたくなっちゃう弟タイプ。そしてもう一人の新入部員は勘違い系ナルシストだけど根はいいヤツという完全なネタ要員。それぞれが主張しすぎることなく、各話のテーマの中でのびのびと個性を発揮しており、キャラの不自然さすら自然に感じられるバランス感は絶妙の一言。


男水1
一番のお気に入りはハルミ先輩でしょうか。オネエながら一番アツい。このスポ魂感が好きです。


 Web連載でペース遅め(大体1年で1冊出れば良い方?)、かつこの雰囲気ということから、物語がスポ魂ものとして大きいところを狙ったりするような路線には向かわないと思われます。着地点がどの辺になるのか、そもそも花とゆめでサイド連載なので完結するのかという不安もあったりするのですが、本作であれば完結せずともそこまでストレス感じなさそうなので、その辺はあまり気にしないでおきましょう。男子高校生たちのやりとりを微笑ましく見守りたい、そんなあなたにお勧めの一作です。


【男性へのガイド】
→ちょいとキャラ強めですが、男子部の雰囲気って確かにこんな感じだったかな、という気もしなくもないです。ホモ臭さはまぁネタ的にはありますけれど、そこまで気になるものでもなく、読みやすい部類だと思っております。
【感想まとめ】
→木内たつや先生の作品の中ではこれまでで一番好みかもしれないです。続刊出ることには本編忘れていそうな感もありますが、追いかけたいですね。



作品DATA
■著者:木内たつや
■出版社:白泉社
■レーベル:花とゆめCOMICS
■掲載誌:花とゆめonline
■既刊1巻
■価格:429円+税


■購入する→Amazon

カテゴリ「花とゆめ」コメント (0)トラックバック(0)TOP▲
このエントリーをはてなブックマークに追加
Tag [新作レビュー] [オススメ] 2013.07.21
1106300337.jpgモリエサトシ「星空のカラス」(1)


行くよ
そこまで



■烏丸和歌は囲碁が大好きな13歳!プロ棋士だった祖父から囲碁の楽しさを教わるが、母親には反対されていて…。そんなある日、和歌は、若手天才棋士としてメキメキ頭角を現している青年・鷺坂総司に出会う。軽薄でオレ様気質な鷺坂を避けようとする和歌だが、彼の身も魂も削る対局を見て…!?

 「白磁」(→レビュー)などを描かれているモリエサトシ先生の新連載です。1巻発売は今年の2月頃なのですが、最近やっと読んで、とても面白かったのでご紹介。少女漫画で囲碁漫画、という珍しいアプローチの本作、ヒロインはモリエサトシ先生のキャラらしい、黒髪ロングが映える美少女です。プロ棋士の祖父と碁を打つことで囲碁を覚え、いつしか大好きになっていた和歌。毎日囲碁のことばかり考えて、囲碁ばかり打っている彼女は、ある日若手天才棋士として話題の16歳・鷺坂総司に出会います。ひょんなことから彼の対局を目にすることになった和歌は、その普段の軽薄な態度とは全く異なる、魂を削るような戦いぶりに圧倒されることに。いつかこの人と同じレベルで戦いたい…そう感じた和歌は一層囲碁に力を入れるのですが…というお話。


星空のカラス
この表情、この熱量。囲碁では非常にエネルギッシュなヒロインが、物語に勢いを与え続けます。


 囲碁がテーマというのはこと少女漫画に於いては非常に珍しいですが、漫画の題材としては「ヒカルの碁」という金字塔があるため、未踏・不毛の題材というわけではありません。少女漫画ですから当然恋愛要素も…と言いたい所なのですが、ヒロインはこう見えてまだ13歳という年齢設定。そのため、今時点では恋愛要素は一切なく、もしあるとしても、もう少し物語(時間)が進んだ段階で、となるでしょう。目下物語の軸に据えられるのは、ヒロインが囲碁でどんどん強くなっていくという、成長物語。そのテンプレは完全にスポ魂もの、バトルもので、少年漫画的な空気感が漂う作品となっています。
 
 ヒロインの目下の目標は、天才棋士・鷺坂総司と同じステージで対局をすること。そのためには、棋力を磨いてプロになるしかありません。しかし彼女の母親は、折り合いの悪かったプロ棋士の祖父のイメージが良くなかったことから、娘が囲碁をすることには大反対。「大きい大会で優勝できなかったら囲碁を辞める」という約束の元、最強の相手を送り込むという鬼畜ぶりを発揮します。負けたら終わり、徐々に強くなる敵、そして最後に立ちはだかる最強の刺客と、その文法は完全にバトルもののそれで、読んでいて非常に熱くなれます。

 囲碁のルールは殆ど知らないのですが、それでも全然楽しめる内容となっています。というか、あまり詳しいルールや戦略については解説されません。囲碁のスタイルが、「とにかく石を取る」「なるべく生かそうとする」といったような違いがあることは描かれるものの、“この一手がものすごい”的な、戦略的な盛り上げは殆どなし。少女漫画なのでメイン読者は女性…ということを考えると、そこまで細かく解説してしまうと、敷居が高く感じられたり、間延びしてしまったりすることから、食いつきが弱くなってしまうことを懸念してなのかもしれません。これぐらいだからこそ、食いつきやすいし楽しみやすい。監修も入っている事からわかるように、決して囲碁の描写を疎かにしているわけではないので、囲碁に興味を持ってもらうきっかけにも充分成り得るかと思います。一方で、経験者が「ディテールにまで拘った囲碁漫画」という先入観を持って読みはじめると、若干面食らう部分はあるかも。
 
 
星空のカラス1−2
囲碁はその人の生き様を表す。囲碁のテクニックを押し出した作品というよりも、その人自身を映す鏡としての役割が強いかも。

 
 ちょうど2巻も発売されたところ(まだ読めていないです…)。今年はあまり新作を読めていませんが、本作はそんな中かなり印象に残った1冊でした。ちょいと熱いスポ魂系マンガを所望している方には、ぴったりのタイトル。面白いと思うので、是非チェックしてみてください。
 
 
【男性へのガイド】
→モリエサトシ先生の作品は割と男性にも読みやすいんじゃないかと思っているのですが、どうでしょうか。
【感想まとめ】
→面白かったです。こういう作品は大好き。既に話題になっている感じもありますが、遅ればせながらおすすめで。


作品DATA
■著者:モリエサトシ
■出版社:白泉社
■レーベル:花とゆめCOMICS
■掲載誌:花とゆめ
■既刊2巻
■価格:400円+税


■購入する→A,azpm

カテゴリ「花とゆめ」コメント (3)トラックバック(0)TOP▲
このエントリーをはてなブックマークに追加
Tag [続刊レビュー] 2013.05.21
作品紹介→ *新作レビュー*こうち楓「LOVESOLIFE」
2巻レビュー→詩春が魅力的すぎてDHCのCM状態になっている《続刊レビュー》「LOVE SO LIFE」2巻
3巻レビュー→子供と過ごす、季節の行事 《続刊レビュー》こうち楓「LOVE SO LIFE」3巻
4巻レビュー→友情よりも、子供よりも、恋愛が見たいんです!:こうち楓「LOVE SO LIFE」4巻
5巻レビュー→変わらない中、変わってくものもあるから:こうち楓「LOVE SO LIFE」5巻
6巻レビュー→行ってみたいです…。←この“…”が大事:こうち楓「LOVE SO LIFE」6巻
7巻レビュー→女の子がそれぞれ違うベクトルで頑張ったのです!:こうち楓「LOVE SO LIFE」7巻
8巻レビュー→恋に友情に梨生さん大活躍!:こうち楓「LOVE SO LIFE」8巻
10巻レビュー→2人の距離に変化アリ:こうち楓「LOVE SO LIFE」10巻




1106265548.jpgこうち楓「LOVE SO LIFE」(12)


気を抜いたら泣いてしまいそーだから
そーゆー事にしておこう…



■12巻発売しました。
 松永さんへの恋心を確信した詩春は、毎日ドキドキ。ところが、松永さんは元カノに「やり直さない?」と言われ…?一方、双子が春に引き取られることが決まり、別れの日まで見守ろうと決意した詩春は、直に告白され…!?


〜恋愛色が強かった12巻〜
 12巻発売です。今回は今までになく恋愛色の強い一冊となっていました。と言っても、詩春の恋心ではなく、周りのキャラたちのもの。子ども達の成長は一旦置いておいて、そこここで動いている恋愛模様を、楽しみましょうじゃないですか。
 

〜元カノの存在〜
 さて、まずは松永さんの元カノの登場ですよ。松永さんも当然恋愛してきたはずなのですが、どういう人が好みなのかとか、あんまり想像できなかったんですよね。下手に描いてしまうと、松永さんの株を下げてしまう、と。別れの理由とか、たとえ相手に非があったとしても、理由によっては「そんな人を選んでしまった」みたいな感じになりかねないですし。
 
 そして回想と共に描かれた元カノは、結構詩春ちゃんに似ているんじゃないかな、と。ふんわり系に見えて、意外と一本芯が通っていて、そして何より甲斐性がある。また上手いのは、不可抗力での別れであり、お互いに非がないという落としどころ。「それでも付き合いたい」と思わせるだけの想いがなかったというのも事実ではありますが、そのような背景に加え、今回キッパリと想いを断ち切ったことで、後腐れなく前へ進むことができます。あと何気に、元カノの現在の彼氏がすごいですよね。婚約しているとは言え、想いを断ち切るために元カレに会ってこいだなんて。自分だったら絶対嫌ですわ。加えて相手が今や押しも押されぬ人気のアナウンサーとあれば、コンプレックス感じまくりで性格が歪みそう。


〜直の告白〜
 さて、そんな元カノの告白は、この巻ではいわば前座みたいなもの(失礼)。今回一番のハイライトとなったのは、何といっても詩春と同じ施設育ちである直の告白でしょう。正直言って全く勝ち目なしの可哀想なキャラでしたが、せめて告白くらいは思い切ってさせてあげたいもの。けれどもこういう子って、こうわけ分かんないタイミングで告白しちゃうんですよね。直は最近じゃ珍しいくらいやっちゃった感満載です。というのも…
 
 
LOVESOLIFE12-1.jpg
押し倒しちゃった


 しかもこれ、性欲の暴発ではなく、あまりに男として見てもらえなかったために怒りを覚えて…という。そして初めての告白から、詩春に貰った第一声は「怖い」。うん、そりゃあそうだよね。斯くして大失敗に終わった直の告白。けれども、告白は告白です。元から勝ち目が薄いことは明白で、こういった形での告白となったことは、直にこれっぽっちも期待も抱かせなかったはずで、詩春の言葉を受けとめる覚悟はしっかりできたんじゃないかな、と思います。
 

LOVESOLIFE12-2.jpg
 直へ告白の結果を伝えた時、思わず泣いてしまった詩春に対し、優しく微笑んだ直。やっと自然体の彼の笑顔が見れました。これまでも殆ど笑顔を見せることがなかった彼ですが、最後の最後で、こんな表情が出来て良かったではないですか。


 こうして一つの恋が終わりを迎えたわけですが、気になってくるのは、直に想いを寄せる森川さんとの関係。恋愛ものでは得てして振られたかませ犬に、結構簡単に彼女が出来たりするものなのですが、森川さんがすんなりその枠に収まるとは到底思えず。あまりに頑なな直の態度が、もう少し軟化でもしてくれれば良いのですが、それも難しいのかなぁ。くっつくことは万が一にもなさそうですが、愛の力だけで特進クラスに入っちゃうくらいですから、少しぐらいは報われてもいいんじゃないかな、と(笑)


■購入する→Amazon

カテゴリ「花とゆめ」コメント (0)トラックバック(0)TOP▲
このエントリーをはてなブックマークに追加
Tag [続刊レビュー] 2012.10.06
作品紹介→ *新作レビュー*こうち楓「LOVESOLIFE」
2巻レビュー→詩春が魅力的すぎてDHCのCM状態になっている《続刊レビュー》「LOVE SO LIFE」2巻
3巻レビュー→子供と過ごす、季節の行事 《続刊レビュー》こうち楓「LOVE SO LIFE」3巻
4巻レビュー→友情よりも、子供よりも、恋愛が見たいんです!:こうち楓「LOVE SO LIFE」4巻
5巻レビュー→変わらない中、変わってくものもあるから:こうち楓「LOVE SO LIFE」5巻
6巻レビュー→行ってみたいです…。←この“…”が大事:こうち楓「LOVE SO LIFE」6巻
7巻レビュー→女の子がそれぞれ違うベクトルで頑張ったのです!:こうち楓「LOVE SO LIFE」7巻
8巻レビュー→恋に友情に梨生さん大活躍!:こうち楓「LOVE SO LIFE」8巻



1106176912.jpgこうち楓「LOVE SO LIFE」(10)


体温が
涙みたいに溢れてくる



■10巻発売しました。
 詩春は双子達と秋の行事を満喫!その一方で不安な気持ちを見透かされそうで、松永さんに優しくされると胸が苦しい…。そんな中、松永家でショックな出来事が!松永さんは落ち込む詩春に・・!?2人の関係が大きく動く!!
 

〜二桁巻数ながら新鮮〜
 ついに10巻、二桁巻数に乗りました!花とゆめコミックスって、10巻乗るあたりになるとマンネリ化が酷くて飽きがくる作品が多いのですが、この作品についてはまだまだ飽きることがありません。もちろん所々で脱線するときはあるのですが、なんとなくそこも楽しめてしまうというか。大体脱線するとしたら恋愛絡みが多い気がするのですが、リオちゃんの恋愛しかり、何かしら答えが出ているからでしょうか。


〜子供の成長著しい〜
 マンネリ化があまりない要因としては他に、子供達の成長が目に見えてわかるという所もあるのかも。1巻の時点ではまさに「双子」って感じだったが二人ですが、今では気がつけば…
 

LOVESOLIFE10-1.jpg
こんなに“男の子”と“女の子”


 少しずつ二人の性別の違いが現れてきていましたが、今となっては一目で区別が出来る程違いが明らか。髪型が変わったことが一番大きいのかもしれませんが、それでも確実に二人は成長しています。これからの成長も楽しみですね。


〜ついに恋心を自覚!〜
 さて、そんな着実に成長を重ねる双子ちゃんの横で、詩春も一人の女の子として一歩前へと踏み出しました。そう、恋です。今までずっと自分の恋には鈍感であった詩春ですが、ついに自分の気持ちを自覚しましたですよ!しかも松永さんとの対話の中で、ではなく、対話の末のハグによって。身体的密着でのドキドキと安心感をきっかけに恋を自覚するなんて、大胆…いや、それぐらいじゃないと自覚できなかったのか。正直前までは「恋愛いらない。疑似家族ものでいい!」なんて思っていましたが、 


LOVESOLIFE10-2.jpg
こんな反応されてしまったらもう、全力で応援するしかないですってば!しかしその後の彼女のテンパリ具合といったら。壁にぶつかる、ジャージの上にスカート着たままにしちゃう、バスケでボールを顔に受けて鼻血まで出しちゃう…教科書通りの“心ここにあらず”状態ですよ。不器用な彼女のことですから、このまま上手いこと松永さんと接するなんてきっと出来ないはずで、この後も引き続きテンパりまくるであろう彼女の姿を想像すると、楽しみで仕方がないです。てかあの一件以来、明らかに赤面回数が増えていて、嬉しいのなんのって感じですとも。


〜けしからん表紙ですな〜
 そういえば10巻は何を思ったのか、詩春のサービスカットでございます。キャミソールにパンツ…と思ったら、作者さんの柱コメントで「これはパンツではなくホットパンツ」とのこと。いや、それでも充分ありがたいですので、はい。そもそも赤のパンツとか履いてたら、結構イメージと違って「え?」ってなりそうですので。全然残念とかじゃないです、はい。ちょっと悔しいってだけです。


■購入する→Amazon

カテゴリ「花とゆめ」コメント (1)トラックバック(0)TOP▲
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
タグカテゴリ
月別アーカイブ
リンク
プロフィール

Author:いづき
20代男、Macユーザー。野球はヤクルト、NBAはマジックが好きです。

文章のご依頼など、大事なお話は下記メールアドレスへお願い致します。


■Twitter
@k_iduki

■Mail
k.iduki1791@gmail.com
※クリックでメール作成
RSSフィード
▽最新記事のRSSを購読

a_m.jpg
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Power Push
2012年オススメはコチラ→2012年オススメ作品集


かくかくしかじか
東村アキコ「かくかくしかじか」(1)
レビュー
東村アキコ先生が贈る、美大受験期の自伝漫画。東村アキコ作品らしい勢いの良さだけでなく、急転してのシリアスな締めなど、一冊に笑いと感動が詰め込まれた贅沢な作品。




王国の子
びっけ「王国の子」(1)
レビュー
稀代のストーリーテラー・びっけ先生が描く“影武者”もの。王位継承権を持つ王女の影武者に、町の芝居小屋で役者をしていた少年が選ばれるというストーリー。良く練られた背景を説明するために、1巻まるまる使うような、重みと読み応えのある一作。




シリウスと繭
小森羊仔「シリウスと繭」(1)
レビュー
2012年で一番の掘り出し物。独特の絵柄で描き出すのは、どこにでもあるような高校生の恋愛模様。けれどもそんなありふれた感情を、ゆっくりと丁寧に描くことで、なんともいえない味わい深さが生まれています。出会いから仲良くなる過程、そして恋を自覚し、葛藤する様子まで、その全てが瑞々しさに溢れていて、なんとも愛おしい。




トーチソング・エコロジー
いくえみ綾「トーチソング・エコロジー」(1)
レビュー
売れない役者が、役者仲間を亡くしたと思ったら、お次は隣に高校の同級生が越してきて、さらには何やら自分にしか見えない子どもの姿が見えるように…。どこかゆるさのある不思議なテイストのお話なのですが、いくえみ作品で実績のある「ある者の死と、残された者の感情」を描き出す類いの作品ということで、この先きっと面白くなってくることでしょう。




BEARBEAR
池ジュン子「BEAR BEAR」(1)
レビュー
高校生には到底見えないロリっ子ヒロインが好きになったのは、遊園地のクマの着ぐるみ。着ぐるみの中身は同じ学校の子で、結局付き合うことになるものの、その後も変わらず相手はクマの被り物をしているという、シュールな光景が繰り広げられます。なんとも奇妙な相手役、かつなんともかわいらしいヒロインの、初々しいやりとりに終始ニヤニヤ。




かみのすまうところ。
有永イネ「かみのすまうところ。」(1)
レビュー
期待の若手作家・有永イネ先生の初オリジナル連載作は、宮大工の世界をファンタジックに、そしてファンシーに描いた青春ストーリー。宮大工という伝統ある重厚な世界を、美少女な神様をはじめ、これでもかとポップに描き出します。かといってシリアスさがないわけではなく、コミカルとシリアスが丁度良いバランスで推移。まだ1巻のみですが、これから先の展開を大きく期待させてくれる作品です。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。